DTMを始めるにあたって、パソコンとDAWソフトの次に必要になるのがオーディオインターフェースです。マイクやギターの音をパソコンに取り込み、高品質な音で再生するためのデバイスで、DTM環境の要とも言える存在です。
しかし、価格帯は数千円から数十万円まで幅広く、メーカーや機種も多いため「どれを選べばいいかわからない」という初心者の声をよく聞きます。この記事では、川口のコアミュージックスクールの講師陣の知見をもとに、DTM初心者がオーディオインターフェースを選ぶためのポイントを解説します。
オーディオインターフェースとは?なぜ必要なのか
オーディオインターフェースは、アナログ音声をデジタルデータに変換(AD変換)し、デジタルデータをアナログ音声に変換(DA変換)する装置です。パソコン内蔵のサウンドカードでも一応は録音・再生ができますが、専用機を使うことで以下のメリットがあります。
低レイテンシー:リアルタイムでエフェクトをかけながら演奏する際、音の遅延(レイテンシー)が少なくなります。高音質:ノイズの少ないクリアな録音・再生が可能です。マイク・楽器の接続:XLR端子やTRS端子など、プロ仕様のケーブルが接続できます。
選び方の5つのポイント
初心者がオーディオインターフェースを選ぶ際に注目すべきポイントは5つあります。
| チェックポイント | 初心者向けの目安 | 解説 |
|---|---|---|
| 入出力数 | 2in/2out | ボーカル+楽器1本なら十分 |
| 接続方式 | USB-C | 現行PCとの互換性◎ |
| サンプルレート | 24bit/192kHz対応 | 普段は48kHzで十分だが将来性を考慮 |
| ファンタム電源 | 48V対応必須 | コンデンサーマイク使用時に必要 |
| 価格帯 | 1万5千円〜3万円 | この価格帯で高品質な製品が揃う |
初心者におすすめの定番モデル
2027年現在、DTM初心者に特におすすめのモデルをいくつか紹介します。
Focusrite Scarlett 2i2(第4世代)は、世界で最も売れているオーディオインターフェースの最新版です。音質・操作性・価格のバランスが優れており、初めての1台として間違いのない選択です。USB-C接続で、Air機能によりボーカルに明瞭感を加えることもできます。
Universal Audio Volt 2は、レコーディング機材の老舗UADが手がけるエントリーモデルです。ビンテージマイクプリアンプモードを搭載し、温かみのあるサウンドが特徴です。
Steinberg UR22Cは、DAWソフト「Cubase AI」が付属するのが魅力です。これからDAWを購入する予定の方にとってはコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
オーディオインターフェースを使いこなすために
オーディオインターフェースを買っただけでは、その性能を十分に活かせません。ドライバーの設定(バッファサイズの調整)、ゲイン設定(入力レベルの最適化)、ダイレクトモニタリングの使い分けなど、基本的な設定を正しく行うことが重要です。
川口駅から徒歩2分のコアミュージックスクールでは、DTMレッスンで機材の接続・設定からサポートしています。「買ったけど使いこなせていない」「どの設定が最適かわからない」という方も、マンツーマンレッスンで丁寧にサポートいたします。
まとめ – 最初の1台は「2in/2out」のUSB-Cモデルを
DTM初心者が最初に購入するオーディオインターフェースは、2in/2out・USB-C接続・48Vファンタム電源対応のモデルを選べば、ほとんどの用途に対応できます。まずは1万5千円〜3万円の定番モデルから始めて、制作の幅が広がったらステップアップを検討しましょう。







