ベース初心者がまずやるべきこと|機材選び・練習法・上達のコツを徹底解説

ベース

「ベースを始めてみたいけど、何を買えばいいか分からない」
「とりあえずベースを買ったけど、何から練習すればいいの?」
「ギターと迷ったけど、ベースのほうが簡単って本当?」

ベースを始めようとしている方、あるいは始めたばかりの方が必ずぶつかる疑問です。

この記事では、川口駅前のコアミュージックスクールでベース・ギター講師を務める野口悟が、延べ100名以上の初心者を指導してきた経験をもとに、ベース初心者がまず取り組むべきことを機材選びから練習法まで徹底的に解説します。

正しい順番で取り組めば、1ヶ月後には1曲通して弾ける状態を目指せます。最後までぜひ読んでみてください。

そもそもベースってどんな楽器?|初心者が知るべきベースの魅力

ベースはバンドの中で「低音」を担当する楽器です。ギターが6本の弦で和音やメロディを奏でるのに対し、ベースは通常4本の弦で曲の土台となるリズムとハーモニーを支えます。

ベースの魅力1:バンドの屋台骨になれる

バンドにおけるベースの役割は、建物でいえば「基礎」にあたります。ドラムと一緒にリズムを刻み、ギターやボーカルのハーモニーを下から支える。ベースがしっかりしているバンドは、全体のサウンドが驚くほど安定します。

逆に、ベースが不安定なバンドは上モノ(ギターやボーカル)がどれだけ上手くても、なんとなくスカスカに聞こえてしまいます。それほどベースの存在感は大きいのです。

ベースの魅力2:実は始めやすい楽器

ギターと比較すると、ベースは以下の点で初心者に優しい楽器です。

  • 弦が4本(ギターは6本)なので、コードの押さえ方がシンプル
  • 単音弾きが基本なので、複数の弦を同時に押さえる必要が少ない
  • 弦の間隔が広いので、指が当たりにくく押さえやすい
  • 簡単な曲ならルート弾き(コードの根音を弾くだけ)で形になる

もちろん「簡単な楽器」という意味ではありません。極めれば奥が深く、Victor WootenやJaco Pastoriusのような超絶テクニックの世界もあります。しかし「始めやすさ」と「奥深さ」を両立しているのがベースの魅力です。

ベースの魅力3:どのジャンルでも需要がある

ロック、ポップス、ジャズ、ファンク、R&B、メタル、アニソン――ベースが不要なジャンルはほぼありません。さらに言えば、ベーシストは常に不足気味。バンドを組みたいとき、ベースが弾けるだけで引っ張りだこになれます。

野口悟講師講師・野口のコメント

「ベースって地味に思われがちですが、実はバンドの中で一番”気持ちいいポジション”なんです。ドラムと息を合わせてグルーヴを作る感覚は、他の楽器では味わえません。当スクールでもベースコースは年々人気が上がっています。」

ベース初心者の機材選び|予算別おすすめセット

ベースを始めるにあたって、最低限必要な機材は以下のとおりです。まずは全体像を把握しましょう。

必要な機材一覧と予算の目安

機材 役割 入門価格帯 中級価格帯
ベース本体 演奏に使う楽器そのもの 20,000〜35,000円 50,000〜100,000円
アンプ 音を増幅して鳴らす 5,000〜10,000円 15,000〜30,000円
シールドケーブル ベースとアンプを繋ぐ 1,000〜2,000円 3,000〜5,000円
チューナー 正しい音程に合わせる 1,000〜2,000円 3,000〜5,000円
ストラップ 立って弾くときに肩にかける 1,000〜2,000円 3,000〜5,000円
ピック(任意) ピック弾きする場合に使用 100〜300円 100〜300円
ヘッドホン 自宅練習で音漏れ防止 2,000〜5,000円 5,000〜15,000円
合計目安 約30,000〜55,000円 約80,000〜160,000円

最初は入門セット(本体+アンプ+小物がセットになったもの)で十分です。Squier(Fender傘下)やYAMAHA TRBX174など、3万円前後で品質が安定したモデルがおすすめです。

ベース本体の種類|最初はどれを選ぶ?

ベースには大きく分けて以下の種類があります。

タイプ 特徴 代表モデル 初心者おすすめ度
ジャズベース(JB) 万能な音色。ネックが細めで弾きやすい Fender Jazz Bass ★★★★★
プレシジョンベース(PB) 太くて力強い音色。ロック向き Fender Precision Bass ★★★★☆
PJ(PB+JB混合) 両方の音色を出せる万能型 YAMAHA TRBX304 ★★★★★
5弦ベース 低音域が広い。メタル・現代ポップス向き Ibanez SR305E ★★★☆☆

迷ったらジャズベースタイプを選びましょう。ネックが細く初心者にも握りやすく、ポップスからロック、ジャズまでジャンルを問わず対応できます。

エフェクターは最初に買うべき?

結論から言えば、最初はエフェクターは不要です。ベースはギターと違い、エフェクターなしでも十分に音楽的なサウンドが出ます。まずはアンプ直で「ベースそのものの音色」を覚えることが大切です。

もし半年〜1年経って余裕が出てきたら、チューナーペダル→コンプレッサー→オーバードライブの順で揃えるのがおすすめです。

フィンガー奏法 vs ピック奏法|初心者はどちらから始めるべき?

ベースの奏法は大きく分けて「フィンガー(指弾き)」「ピック弾き」の2種類です。どちらにもメリット・デメリットがあります。

比較項目 フィンガー(指弾き) ピック弾き
音色 丸く温かい。ファンク・ジャズ・R&B向き アタック感が強くシャープ。ロック・パンク向き
難易度 最初は指が痛い。慣れに2〜4週間 ギター経験者は入りやすい。慣れに1〜2週間
表現力 スラップなど応用テクニックが豊富 高速フレーズが得意。一定のリズムを刻みやすい
プロの使用率 約7割がフィンガーメイン ロック系を中心に約3割
代表的ベーシスト Jaco Pastorius、Marcus Miller 亀田誠治、Chris Squire

当スクールでは、まずフィンガー奏法から始めることをおすすめしています。理由は、フィンガーのほうが「ベースらしい音色」を体感しやすく、右手の指のコントロールはベースの基本中の基本だからです。

ピック弾きがダメというわけではありません。好きなアーティストがピック弾きなら、そちらから始めても全く問題ありません。大事なのは「楽しく続けられること」です。

ベース初心者の練習ステップ|正しい順番で効率よく上達

ここからは具体的な練習メニューを、取り組むべき順番で紹介します。

ステップ1:チューニングを覚える(初日〜)

ベースの開放弦(何も押さえずに弾いた音)は、太い弦から順にE(ミ)→A(ラ)→D(レ)→G(ソ)です。クリップチューナーをヘッドに装着し、毎回練習前にチューニングしましょう。

チューニングが合っていないと、どんなに正しく弾いても「合っていない音」が出てしまいます。チューニングは練習の最初の儀式として習慣化してください。

ステップ2:左手のフォームを作る(1週目〜)

ベースの左手は「1フレット1指」が基本です。人差し指から小指まで、各指を1フレットずつ担当させます。

  • 親指の位置:ネック裏の中央あたりに自然に添える
  • 指の立て方:指の腹ではなく、指先でフレットの近く(ブリッジ側)を押さえる
  • 力加減:音がビビらない最小限の力で押さえる(握力で押さえない)

練習メニュー:クロマチック練習

4弦の1フレットから4フレットまで、人差し指→中指→薬指→小指の順で1音ずつ弾きます。4弦が終わったら3弦→2弦→1弦と進み、1弦まで行ったら逆に戻ります。BPM60のメトロノームに合わせて、毎日5分取り組みましょう。

ステップ3:ルート弾きをマスターする(2週目〜)

ルート弾きとは、コードの根音だけを弾く最もシンプルな奏法です。例えばCコードならC(ド)、Gコードならg(ソ)を弾きます。

「ルート弾きなんて簡単すぎる」と思うかもしれませんが、プロの現場でもルート弾きは多用されます。大切なのは「正しいタイミング」「正しい音量」「正しい音色」で弾くこと。これだけでバンドのサウンドは格段に良くなります。

練習曲:好きな曲のコード進行をネットで調べ、ルート音だけを4分音符で弾いてみましょう。原曲に合わせて弾くと、自分がバンドの一員になった気分を味わえます。

ステップ4:8分音符の刻みを覚える(3週目〜)

ルート弾きに慣れたら、4分音符から8分音符に切り替えます。1拍に2回弾くことで、曲のドライブ感が格段にアップします。

フィンガー奏法なら人差し指と中指を交互に使う「オルタネイトピッキング」を意識しましょう。最初は同じ指で弾いてしまいがちですが、交互に使うことで速いフレーズにも対応できるようになります。

ステップ5:オクターブ奏法に挑戦(1ヶ月目〜)

オクターブ奏法とは、ルート音と1オクターブ上の同じ音を交互に弾くテクニックです。Red Hot Chili PeppersのFleaが多用することで知られています。

例:3弦3フレット(C)→1弦5フレット(C/1オクターブ上)を交互に弾く

この奏法をマスターすると、ルート弾きだけでは物足りなかった曲に動きとグルーヴを加えられます。

ステップ6:スラップの基礎(2〜3ヶ月目〜)

スラップは親指で弦を叩く「サムピング」と、人差し指で弦を引っ張る「プリング(プル)」を組み合わせた奏法です。ファンクやフュージョンで多用されますが、ポップスでもアクセントとして使われます。

最初から完璧を目指す必要はありません。まずはサムピングだけで「バチッ」という音が出せるようになることを目標にしましょう。

ベース初心者におすすめの練習曲5選

実際の曲を練習することで、モチベーションを保ちながら上達できます。以下の5曲はコアミュージックスクールでも実際にレッスンで使用している定番曲です。

曲名 アーティスト 難易度 学べるポイント BPM
Stand by Me Ben E. King ★☆☆☆☆ ルート弾きの基本。4コードの繰り返し 118
小さな恋のうた MONGOL800 ★★☆☆☆ 8分音符の刻み。テンポキープの練習に最適 182
Pretender Official髭男dism ★★★☆☆ コードチェンジの多さ。運指の練習に 92
Feel Good Inc. Gorillaz ★★★☆☆ 印象的なリフ。フィンガー奏法の強化 139
Loser 米津玄師 ★★★★☆ オクターブ奏法とスラップの入門 120

曲の難易度に合わせて順番に取り組むのがベストですが、好きな曲があればそこから始めても構いません。「この曲が弾きたい!」というモチベーションが、上達の最大のエンジンです。

自宅練習を充実させるコツ

メトロノームは絶対に使う

ベースはリズム楽器です。メトロノームなしで練習するのは、地図なしで旅に出るようなもの。スマホの無料アプリで十分なので、必ずメトロノームに合わせて練習しましょう。

最初はBPM60〜80のゆっくりしたテンポで始め、ミスなく弾けるようになったら徐々にテンポを上げます。「ゆっくり正確に弾く」ことが、結果的に最速の上達法です。

録音して自分の演奏を聴く

スマホのボイスメモで構いません。自分の演奏を録音して客観的に聴いてみましょう。弾いているときは気づかないリズムのヨレや音のムラが、録音を聴くとはっきり分かります。

短時間でも毎日弾く

1日30分の練習を毎日続けるほうが、週末にまとめて3時間弾くより圧倒的に効果的です。指の筋肉や感覚は、毎日の積み重ねで定着します。忙しい日は10分でもいいので、ベースに触る習慣をつけましょう。

独学の限界と教室に通うメリット

YouTubeやTAB譜サイトを使えば、独学でもある程度は上達できます。しかし、多くの独学ベーシストが3〜6ヶ月目で壁にぶつかるのも事実です。

独学で起きやすい問題

  • フォームの癖が自分では気づけない(左手の親指の位置、右手の角度など)
  • リズムのズレを指摘してくれる人がいない
  • ミュートの不足に気づけない(余計な弦が鳴っている状態)
  • 練習メニューの偏り(好きなフレーズばかり弾いてしまう)
  • モチベーションの維持が難しい

これらの問題は、プロの講師に客観的に見てもらうだけで一気に解決します。

野口悟講師講師・野口のコメント

「独学で半年弾いていた方がレッスンに来て、最初の30分で左手のフォームを修正しただけで『音が全然違う!』と驚かれることがよくあります。悪い癖がつく前に一度プロに見てもらうことをおすすめします。」

ベースに関するよくある質問(Q&A)

Q. ベースとギター、どちらから始めるべき?

A. 好きな方から始めましょう。「バンドで低音を支えたい」「リズムが好き」ならベース、「弾き語りしたい」「目立ちたい」ならギター。どちらも後からもう一方に転向することも可能です。ベースの経験はギターにも活きますし、逆もまた然りです。

Q. 手が小さくてもベースは弾ける?

A. 弾けます。ベースのネックはギターより長いですが、ショートスケールのモデル(Fender Mustang Bassなど)なら手が小さい方でも楽に弾けます。また、正しいフォームを身につければ、標準スケールのベースでも問題ありません。

Q. 自宅での練習は騒音が心配です

A. ベースはアンプに繋がなければ生音は非常に小さいです。さらに、アンプのヘッドホン端子を使えば夜間でも気兼ねなく練習できます。最近はVOX amplugのようなヘッドホンアンプも安価で手に入り、アパートでも問題なく練習できます。

Q. どのくらいで1曲弾けるようになる?

A. 簡単な曲(Stand by Meなど)なら2週間〜1ヶ月で通して弾けるようになります。ただし「弾ける」にもレベルがあり、リズムや音色にまでこだわると奥が深いです。レッスンでは「まず1曲通して弾ける喜び」を最初の目標にしています。

コアミュージックスクールのベースレッスン

川口駅東口から徒歩2分のコアミュージックスクールでは、初心者から経験者まで対応したベースレッスンを開講しています。

  • 完全マンツーマン:あなたのレベル・目標に合わせた完全個別カリキュラム
  • レンタル楽器あり:手ぶらで来校OK。仕事帰りにも通えます
  • 振替制度あり:急な予定変更にも柔軟に対応
  • 好きな曲でレッスン:教則本だけでなく、弾きたい曲を題材にできます

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