「作曲してみたいけど、何から始めればいいかわからない」——そんな方にまずおすすめしたいのが、定番のコード進行を覚えることです。実は、ヒット曲の多くは共通のコード進行パターンを使っています。この記事では、作曲初心者がまず押さえるべき5つのコード進行を、川口のコアミュージックスクールの講師が解説します。
コード進行とは?作曲の設計図
コード進行とは、複数のコード(和音)を順番に並べたものです。メロディが「歌」だとすれば、コード進行は「伴奏の骨格」にあたります。同じメロディでもコード進行を変えるだけで、明るい曲にも切ない曲にもなるのが音楽の面白いところです。
作曲というと「才能が必要」と思われがちですが、定番のコード進行を知っているだけで、すぐにそれらしい曲が作れるようになります。まずは理論を深く考えすぎず、「こう並べると心地よい」というパターンを体で覚えていきましょう。
初心者必修!5つの定番コード進行
1. カノン進行(C – G – Am – Em – F – C – F – G)
パッヘルベルの「カノン」に由来する、最も有名なコード進行です。明るく前向きな雰囲気があり、卒業ソングやバラードに多用されます。「大きな古時計」や「負けないで」など、誰もが知る名曲にも使われています。
2. 王道進行(F – G – Em – Am)
J-POPで最も多く使われると言われるコード進行です。サビで使うと一気に盛り上がる効果があり、力強さと切なさを兼ね備えたサウンドが特徴です。「残酷な天使のテーゼ」や多くのアニメソングにも使われています。
3. 小室進行(Am – F – G – C)
90年代に小室哲哉がプロデュースした楽曲で多用されたことからこう呼ばれます。哀愁がありながらもキャッチーで、現代のボカロ曲やアニソンでも頻繁に登場します。マイナーキーの定番パターンです。
4. Let It Be進行(C – G – Am – F)
ビートルズの名曲「Let It Be」で使われたコード進行です。シンプルながらも心に響く響きが特徴で、バラードからアップテンポまで幅広い曲に対応できます。「Stand By Me」もほぼ同じ進行です。
5. Just The Two Of Us進行(FM7 – E7 – Am – Gm7 – C7)
おしゃれな響きが特徴のコード進行で、シティポップやR&B系の曲によく使われます。やや複雑ですが、これを覚えると表現の幅が一気に広がります。近年のシティポップリバイバルで再注目されているパターンです。
| コード進行 | 雰囲気 | 難易度 | よく使われるジャンル |
|---|---|---|---|
| カノン進行 | 明るい・感動的 | ★☆☆ | バラード・ポップス |
| 王道進行 | 力強い・切ない | ★☆☆ | J-POP・アニソン |
| 小室進行 | 哀愁・キャッチー | ★★☆ | ボカロ・ダンス |
| Let It Be進行 | 温かい・普遍的 | ★☆☆ | ロック・フォーク |
| Just The Two Of Us進行 | おしゃれ・都会的 | ★★★ | シティポップ・R&B |
コード進行を活用した作曲の手順
まずは上記のコード進行をギターやピアノで弾いてみましょう。DTMソフトで打ち込んでもOKです。コードを鳴らしながら、自然に口ずさめるメロディを探していきます。最初は鼻歌程度で構いません。
メロディができたら、歌詞を乗せてみましょう。ここで大切なのは完璧を目指さないこと。まずは1コーラス分(Aメロ→Bメロ→サビ)を作り切ることが重要です。コード進行を変えるだけで各セクションの雰囲気を変えられるので、試行錯誤を楽しんでください。
DTMと組み合わせて作曲の幅を広げよう
コード進行を覚えたら、DTMソフトで音源を重ねていくとさらに楽しくなります。ピアノやギターのコードにドラムパターンとベースラインを加えるだけで、一気に曲らしくなります。
川口のコアミュージックスクールでは、ギター・ピアノ・DTMの各コースで作曲に活かせるレッスンを行っています。楽器演奏とDTMを組み合わせて学ぶことで、より実践的な作曲スキルが身につきます。
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