「ギターを始めたいけど、クラシックギターとアコースティックギター(アコギ)、どっちを買えばいいの?」という疑問は、これからギターを始める方なら誰でも抱く疑問です。見た目は似ていますが、弦の素材、ネックの太さ、音色、演奏スタイルなど、実は多くの違いがあります。川口駅前のコアミュージックスクールでは両方のギターに対応したレッスンを行っていますが、生徒さんからもよく質問される定番テーマです。この記事では、クラシックギターとアコギの違いを徹底比較し、あなたに合ったギター選びをお手伝いします。
最大の違いは弦の素材 – ナイロン弦 vs スチール弦
クラシックギターとアコギの最も大きな違いは弦の素材です。クラシックギターにはナイロン弦が、アコギにはスチール弦(金属弦)が張られています。この違いが音色や弾き心地に大きく影響します。
ナイロン弦は柔らかく、温かみのある丸い音色が特徴です。指への負担が少なく、初心者でも比較的押さえやすいメリットがあります。一方、スチール弦は硬く、明るくキラキラした音色が特徴です。弾き語りやバンド演奏で使われる、いわゆるギターらしい音はスチール弦の音です。
注意点として、クラシックギターにスチール弦を張る、アコギにナイロン弦を張るのは絶対にNGです。設計が異なるため、楽器を壊す原因になります。
| 比較項目 | クラシックギター | アコースティックギター |
|---|---|---|
| 弦の素材 | ナイロン | スチール(金属) |
| 音色 | 温かく柔らかい | 明るくシャープ |
| ネック幅 | 広い(約52mm) | 狭い(約43mm) |
| ボディサイズ | やや小さい | やや大きい |
| 主な奏法 | 指弾き | ピック弾き・指弾き両方 |
| 主なジャンル | クラシック・ボサノバ・フラメンコ | ポップス・ロック・フォーク・弾き語り |
| 価格帯(入門) | 1万〜5万円 | 1万〜5万円 |
ネックとボディの構造の違い
弦以外にも構造的な違いがいくつかあります。最も顕著なのがネックの幅です。クラシックギターのネックはアコギより約10mm広く、弦の間隔も広くなっています。これは指弾きで一本一本の弦を正確に弾くための設計です。
また、クラシックギターのネックは12フレットでボディに接合されているのに対し、アコギは14フレット接合が一般的です。そのためアコギの方がハイポジションが弾きやすい構造になっています。
ペグ(糸巻き)の形状も異なります。クラシックギターはスロテッドヘッド(溝付きヘッド)にオープンギアペグ、アコギはソリッドヘッドにクローズドギアペグが一般的です。
演奏スタイルとジャンルの違い
クラシックギターは文字通りクラシック音楽を演奏するために発展した楽器で、ボサノバやフラメンコなどにも使われます。基本的に指弾きで演奏し、メロディ・ハーモニー・ベースを一人で同時に奏でるソロギターの演奏に向いています。
アコギはポップス・ロック・フォーク・カントリーなど幅広いジャンルで使われ、弾き語りやバンドでの伴奏が主な用途です。ピック弾きが主流ですが、フィンガーピッキングにも対応できる万能さがあります。
やりたい音楽のジャンルが決まっている方は、それに合ったギターを選ぶのが一番です。迷っている場合は、J-POPの弾き語りがしたいならアコギ、クラシックの名曲を弾きたいならクラシックギターを選ぶのが王道です。
初心者にはどちらがおすすめ?
「指が痛くなりにくい」という理由でクラシックギターを初心者にすすめる意見もありますが、一概には言えません。確かにナイロン弦は柔らかいですが、ネックが太いため手の小さい方にはかえって押さえにくいケースもあります。
最も大切なのは「弾きたい曲が弾けるギターを選ぶ」ことです。モチベーションこそが上達の最大の原動力ですから、自分が好きな音楽を演奏できるギターを選びましょう。好きなアーティストがアコギを弾いているならアコギを、クラシックギターの音色に惹かれたならクラシックギターを選ぶのが正解です。
まとめ – 自分の音楽に合ったギターを選ぼう
クラシックギターとアコギは、弦の素材・音色・ネック幅・演奏スタイルなど多くの点で異なります。どちらが優れているということではなく、あなたの目指す音楽に合ったギターを選ぶことが大切です。
川口のコアミュージックスクールでは、クラシックギター・アコギどちらのレッスンも受けられます。「どちらを選べばいいか分からない」という方も、無料体験レッスンで両方試してみることができますので、お気軽にご相談ください。







