EDM・エレクトロニカ入門|ジャンルの違いとDTMとの関係を解説

フェスやクラブで大音量で流れるEDM、ヘッドフォンでじっくり聴くエレクトロニカ。電子音楽は今や世界の音楽シーンの中心にあります。川口駅徒歩2分のコアミュージックスクールでも、DTM(デスクトップミュージック)に興味を持つ生徒さんが増えています。この記事ではEDMとエレクトロニカの基礎知識を解説します。

電子音楽の歴史 – シンセサイザーの登場

電子音楽の歴史は1960年代にまで遡ります。ロバート・モーグが開発したモーグ・シンセサイザーは、電子楽器の可能性を一気に広げました。ウェンディ・カルロスの「Switched-On Bach」(1968年)はシンセサイザーでバッハの楽曲を演奏した画期的なアルバムでした。

1970年代にはクラフトワーク(ドイツ)が電子音楽をポップミュージックに昇華させ、テクノやエレクトロの先駆者となりました。YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)も日本から世界に影響を与えたシンセポップの代表格です。

テクノ・ハウス・トランスの違い

電子音楽には多くのサブジャンルがありますが、代表的なものを整理しましょう。

ハウス:1980年代にシカゴで生まれました。四つ打ちのキックドラムと温かいコード感が特徴で、BPMは120〜130程度。フランキー・ナックルズが「ハウスミュージックのゴッドファーザー」と呼ばれています。

テクノ:デトロイトで発展したスタイルで、ハウスよりも無機質でインダストリアルなサウンドが特徴。デリック・メイやジェフ・ミルズが代表的なアーティストです。

トランス:1990年代にヨーロッパで流行した、浮遊感のあるシンセパッドと盛り上がる展開が特徴のジャンル。BPMは130〜150と速めです。

DJブースとミキサー - EDMの制作・演奏風景
EDMの世界ではDJが一つの演奏スタイルとして確立しています

EDMブームと現在のシーン

2010年代に入ると、スクリレックスやデヴィッド・ゲッタ、アヴィーチーなどのDJ/プロデューサーが世界的な大スターとなり、「EDM(Electronic Dance Music)」という呼称が定着しました。ウルトラ・ミュージック・フェスティバルやトゥモローランドなどの巨大フェスが世界各地で開催され、EDMは一大産業となっています。

現在はフューチャーベース、トロピカルハウス、ローファイなど、さらに多様なサブジャンルが生まれ続けています。SpotifyやApple Musicの「チルアウト」プレイリストにはエレクトロニカ系の楽曲が多く含まれ、リラックスBGMとしても人気です。

ジャンル 発祥 BPM目安 特徴
ハウス シカゴ 120〜130 四つ打ち・温かいコード
テクノ デトロイト 125〜150 無機質・反復的
トランス ヨーロッパ 130〜150 浮遊感・壮大な展開
ダブステップ ロンドン 140 重低音・ワブルベース
フューチャーベース USA 130〜170 煌びやかなシンセ

DTMと楽器演奏の相乗効果

DTM(デスクトップミュージック)とは、パソコンを使って音楽を制作することです。Ableton Live、Logic Pro、FL Studioなどの音楽制作ソフト(DAW)を使えば、自宅でプロレベルの楽曲を作ることができます。

ここで重要なのは、DTMと楽器演奏は対立するものではなく、むしろ相乗効果があるということです。ピアノやギターが弾ければ、MIDIキーボードでの打ち込みが格段にスムーズになります。逆にDTMで音楽理論を学ぶことで、楽器演奏の理解も深まります。

DTM・電子音楽に興味があるなら川口のコアミュージックスクール

コアミュージックスクールでは、楽器演奏のレッスンを通じて音楽理論やリズム感を身につけることができます。これらの基礎スキルはDTMでの楽曲制作にも直結します。ピアノの基礎を学んでからDTMに挑戦すると、作曲やアレンジの幅が一気に広がります。まずは無料体験レッスンで音楽の世界に踏み出しましょう。

野口 悟
野口 悟(Eg・Ag・ウクレレ・DTM(logic)/作曲技法・音楽理論担当)ベースは地味に見えますが、実はバンドで一番「デキる」と注目される楽器です。グルーヴのある演奏ができると、周りの反応が変わりますよ。

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