音楽教室に通い始めると、いずれ訪れるのが発表会のお誘い。「人前で演奏するなんて無理!」と尻込みする方も多いですが、実は発表会こそが上達の最大のチャンスです。ここでは発表会に出るメリットと、本番までの準備のコツを解説します。
発表会に出る5つのメリット
1. 明確な目標ができて練習に身が入る
「いつか上手くなりたい」という漠然とした目標よりも、「○月○日の発表会でこの曲を弾く」という具体的な期限があると、練習のモチベーションが格段に上がります。人は締め切りがあると集中力を発揮するもの。発表会があることで、普段の3倍は練習するという方も少なくありません。
2. 一曲を完成させる達成感
普段のレッスンでは曲の一部分だけを練習することが多いですが、発表会では一曲を最初から最後まで通して演奏します。一曲を完成させた経験は大きな自信になり、次の曲への挑戦意欲も湧いてきます。
3. 本番力が身につく
練習では上手く弾けるのに本番で緊張してミスしてしまう…これは誰もが経験することです。発表会を重ねることで、緊張との付き合い方を学び、本番でも実力を発揮できるようになります。これは仕事のプレゼンなど、日常生活にも活きるスキルです。
4. 仲間との交流が広がる
発表会は他の生徒さんの演奏を聴ける貴重な機会でもあります。同じ教室に通う仲間の演奏に刺激を受けたり、終演後に感想を言い合ったりすることで、音楽仲間の輪が広がります。大人になってから新しいコミュニティに参加できるのは、音楽教室ならではの魅力です。
5. 家族や友人に成長を見せられる
日頃の練習の成果を大切な人に見てもらえるのは、何よりも嬉しいことです。お子さんの発表会はもちろん、大人の方が発表会に出ると、家族から「すごい!」と言ってもらえて、さらにやる気が増したという声をよく聞きます。
発表会の準備|本番までのスケジュール
3ヶ月前:選曲
自分のレベルに合った曲を講師と相談して決めます。ポイントは「少し頑張れば弾ける曲」を選ぶこと。簡単すぎても物足りないし、難しすぎると本番で崩れやすくなります。
2ヶ月前:通し練習開始
曲全体を通して弾く練習を始めます。苦手な部分を重点的に練習しつつ、全体の流れをつかみましょう。この時期に暗譜(楽譜を見ないで弾くこと)にも挑戦すると、本番で余裕が生まれます。
1ヶ月前:仕上げ
表現力の磨き込み。強弱、テンポの緩急、感情を込めた演奏を意識します。可能であれば家族や友人の前で弾いてみて、人前での緊張感に慣れておきましょう。
1週間前:リハーサル
本番と同じ条件で通し演奏。この時期に新しいことを始めるのは逆効果。今できることを安定して出すことに集中しましょう。
本番で緊張しないコツ
- 深呼吸を3回する(腹式呼吸で)
- 客席ではなく自分の手元や楽器に集中する
- ミスしても止まらず演奏を続ける(観客はミスに気づかないことが多い)
- 「上手く弾こう」ではなく「音楽を楽しもう」と考える
- 本番前に軽くストレッチして体をほぐす
まとめ
発表会は怖いものではなく、成長を実感できる最高の機会です。コアミュージックスクールでは定期的に発表会を開催しており、初心者の方も安心して参加できる雰囲気づくりを大切にしています。





