「最近の曲は難しくて歌えないけど、昔の曲なら得意」という方は多いのではないでしょうか。昭和・平成の名曲、いわゆる「懐メロ」は、実はボイストレーニング(ボイトレ)の教材としても非常に優れています。メロディがわかりやすく、歌詞も心に響く名曲が揃っているので、楽しみながら歌唱力を伸ばせるのです。
川口駅徒歩2分のコアミュージックスクールでは、40代〜60代の生徒さんが「懐かしい曲を上手に歌えるようになりたい」という目的でボイトレに通われています。この記事では、ボイトレに最適な懐メロと、歌が上手くなるコツをご紹介します。
懐メロがボイトレに最適な理由
懐メロがボイストレーニングに向いている理由はいくつかあります。①音域が広すぎない。昭和・平成初期の歌謡曲は、一般的な声域で歌えるように作られている曲が多く、無理なく練習できます。②メロディラインがはっきりしている。最近のJ-POPに比べて、メロディの起伏がわかりやすく、音程の練習がしやすいのです。③歌詞を知っている曲が多い。歌詞を覚える負担が少ない分、発声やブレス(息継ぎ)のテクニックに集中できます。
昭和の名曲で基礎を鍛えよう
昭和歌謡の中でもボイトレにおすすめの曲をご紹介します。「津軽海峡・冬景色」(石川さゆり)は、ロングトーン(長く伸ばす音)の練習に最適。サビの「ごらんあれが〜」の部分で、安定した声を長く出す練習ができます。「川の流れのように」(美空ひばり)は、ゆったりとしたテンポで、ブレスコントロールの基礎を学べます。「時の流れに身をまかせ」(テレサ・テン)は、優しい声の出し方と、レガート(なめらかにつなげる)唱法の練習にぴったりです。
| 曲名 | アーティスト | 年代 | 鍛えられるスキル |
|---|---|---|---|
| 津軽海峡・冬景色 | 石川さゆり | 1977年 | ロングトーン・声量 |
| 川の流れのように | 美空ひばり | 1989年 | ブレスコントロール |
| 時の流れに身をまかせ | テレサ・テン | 1986年 | レガート唱法 |
| I LOVE YOU | 尾崎豊 | 1991年 | 感情表現・ビブラート |
| ハナミズキ | 一青窈 | 2004年 | 高音の出し方 |
| Tomorrow | 岡本真夜 | 1995年 | 明るい声の出し方 |
平成の名曲で表現力を磨こう
平成の名曲にも、ボイトレに最適な曲がたくさんあります。「I LOVE YOU」(尾崎豊)は、感情を込めた歌い方とビブラートの練習に最適な名曲。サビの盛り上がりで声量を上げる練習ができます。「ハナミズキ」(一青窈)は、高音域を美しく出すためのヘッドボイスの練習になります。「Tomorrow」(岡本真夜)は、明るく前向きな曲調で、声に明るさを乗せるトレーニングに使えます。
懐メロで上手に歌うための基礎テクニック
懐メロを上手に歌うために、まず身につけたい基礎テクニックを3つご紹介します。①腹式呼吸。お腹から声を出す腹式呼吸は、すべての歌唱の基本です。仰向けに寝て呼吸すると、自然と腹式呼吸になるので、まずはその感覚を覚えましょう。②正しい姿勢。背筋を伸ばし、あごを引いた姿勢で歌うことで、声の通りが格段に良くなります。③リラックス。喉や肩に力が入っていると、声が詰まって聞こえます。リラックスした状態で歌うことを心がけましょう。
カラオケで上手く聞こえるコツ
ボイトレの成果をカラオケで発揮するためのコツもお伝えします。マイクの持ち方は、口元から指2本分の距離を保つのがベスト。近すぎると音が割れ、遠すぎると声が拾えません。キー設定は、原曲キーにこだわらず、自分が一番気持ちよく歌えるキーに調整しましょう。半音〜1音下げるだけで、驚くほど楽に歌えることがあります。
川口のコアミュージックスクールのボイトレレッスンでは、現役プロ講師がお一人おひとりの声質や音域に合わせた個別指導を行っています。「この曲のサビが上手く歌えない」「ビブラートをかけられるようになりたい」など、具体的な目標に合わせてカリキュラムを組むので、効率的に上達できます。カラオケで「上手い!」と言われる歌声を一緒に目指しましょう。






