R&Bを歌いこなすボーカルテクニック – フェイク・ランの基礎

R&Bの魅力といえば、メロディを自由に崩して歌うフェイクや、高速で音を駆け上がるラン(メリスマ)。Whitney HoustonやMariah Careyのような華麗なテクニックに憧れる方も多いでしょう。

この記事では、川口のコアミュージックスクールが教える、R&Bボーカルの基礎テクニックを解説します。フェイクやランは一見難しそうですが、段階的に練習すれば確実に身につきます。

フェイクとランの違い

まずは用語を整理しましょう。混同されやすいこの2つには明確な違いがあります。

テクニック 内容 代表的なアーティスト
フェイク メロディをアレンジして歌う即興的な装飾 Stevie Wonder、久保田利伸
ラン(メリスマ) 1つの母音で複数の音を高速で歌う Mariah Carey、Christina Aguilera
リフ フレーズの最後に加える短い装飾音 Beyoncé、清水翔太

これらはR&Bに限らず、ポップスやゴスペルでも多用されるテクニックです。

フェイクの基礎練習

フェイクの第一歩は、スケール(音階)を自由に歌えるようになることです。メジャースケール、マイナースケール、ペンタトニックスケールの3つを練習しましょう。

特にペンタトニックスケール(ド・レ・ミ・ソ・ラの5音)は、R&Bのフェイクで最も多用される音階です。この5音を上下自在に歌えるようになれば、フェイクの引き出しが一気に広がります。

練習方法:

・ペンタトニックスケールを上行→下行で繰り返し歌う
・慣れたら順番をランダムに変えて歌う
・好きなR&B曲のフェイク部分をコピーする

マイクを持つR&Bシンガーのイメージ
R&Bのフェイクは自由な表現力の象徴です

ランの練習法:ゆっくりから始める

ランは一見華やかですが、実際は正確な音程の連続です。速さに惑わされず、まずはゆっくりとしたテンポで一音一音を確認しましょう。

ステップ1:好きな曲のラン部分を聴き、音を一つずつ分析する
ステップ2:ピアノやアプリで音を確認しながら、ゆっくり歌う
ステップ3:メトロノームを使い、テンポを少しずつ上げる
ステップ4:原曲のスピードで歌えるようになったら、自分なりのアレンジを加える

焦ってスピードを上げると音が不明瞭になります。「ゆっくり正確に」が最速の上達法です。

R&Bらしいグルーヴの出し方

フェイクやランだけでなく、R&Bを歌いこなすにはグルーヴ感も重要です。

ビハインド・ザ・ビート:リズムにわずかに遅れて歌うことで独特のうねりを生む
ウィスパー×ベルティングの切り替え:囁くように歌う部分と力強く歌う部分のコントラスト
母音の伸ばし方:言葉の語尾をセクシーに伸ばす歌い方

コアミュージックスクールでは、R&Bやソウルに精通した講師が、グルーヴ感やフェイクのテクニックを川口で丁寧に指導しています。

おすすめの練習曲

R&Bのテクニックを磨くなら、以下のようなアーティストの楽曲がおすすめです。

初級:宇多田ヒカル、Daniel Caesar(シンプルなフェイクが多い)
中級:清水翔太、Bruno Mars(リズム感とフェイクのバランスが良い)
上級:Mariah Carey、Whitney Houston(高速ランの宝庫)

最初は真似から始めて、徐々に自分のスタイルを見つけていきましょう。

まとめ:フェイク・ランは練習で必ず身につく

R&Bのフェイクやランは、音感・スケールの知識・反復練習の3要素で確実に上達します。天才的なセンスが必要なのではなく、正しい方法で練習を重ねることが大切です。

コアミュージックスクールでは、川口駅徒歩2分でR&Bボーカルのレッスンを受けられます。あなただけのフェイクスタイルを一緒に見つけましょう。

奥津ユキ/Okutsu Yuki
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