歌ってみた動画の作り方 – 録音からMIXまで初心者ガイド

YouTubeやニコニコ動画で人気の「歌ってみた」。自分の歌を多くの人に聴いてもらえる素敵な表現方法ですが、「どうやって作るの?」「機材は何が必要?」と迷う初心者の方も多いはず。

この記事では、川口のコアミュージックスクールが教える、歌ってみた動画の作り方を録音からMIXまで初心者向けにわかりやすく解説します。

歌ってみた動画に必要な機材

まずは最低限必要な機材を揃えましょう。高価なものは必要ありません。

機材 おすすめ(初心者向け) 予算目安
マイク コンデンサーマイク(AT2020等) 10,000〜15,000円
オーディオインターフェース Focusrite Scarlett Solo等 8,000〜15,000円
ヘッドホン 密閉型モニターヘッドホン 5,000〜10,000円
DAWソフト GarageBand(無料)/ Audacity(無料) 0円〜
ポップガード 布製またはメタル製 1,000〜2,000円

合計約25,000〜40,000円ほどで、十分なクオリティの録音環境が整います。スマホだけでも始められますが、やはり専用機材があると音質は格段に上がります。

カラオケ音源(オフボーカル)の入手方法

歌ってみたには、ボーカルが入っていないカラオケ音源(オフボーカル・inst)が必要です。入手方法は主に3つ:

公式配布:ボカロPや一部アーティストが公式にオフボーカルを配布しているケース
ニコニコ動画・piapro:ボカロ曲のオフボーカルが多数配布されている
CDのカラオケトラック:購入したCDにインスト版が収録されている場合

必ず利用規約を確認し、著作権に配慮しましょう。無断で使用するとトラブルになることがあります。

自宅録音環境のイメージ
自宅でも工夫次第でプロ級の録音環境を作れます

録音のコツ

機材を揃えたら、いよいよ録音です。良い録音のためのポイントを押さえましょう。

静かな環境で録音する(エアコンの音、時計の音にも注意)
・マイクとの距離は拳1〜2個分(15〜20cm)
ポップガードを使い、破裂音(パ行・バ行)のノイズを防ぐ
・ヘッドホンでカラオケ音源を聴きながら歌う(スピーカーだとマイクに音が入る)
数テイク録音して、最も良い部分を組み合わせる

録音レベルはピークが-6dB程度になるよう調整するのがおすすめです。音が割れてしまうと修復できないので、やや小さめに録るのがコツです。

MIX(ミックス)の基本

録音したボーカルとカラオケ音源を合わせる作業がMIXです。基本的な手順は:

①ノイズ除去:録音環境のノイズを除去する
②ピッチ補正:音程のズレを修正(やりすぎは不自然になるので注意)
③EQ(イコライザー):不要な低音をカットし、声の通りを良くする
④コンプレッサー:音量のバラつきを均一にする
⑤リバーブ:適度な残響を加えて、声に奥行きを持たせる
⑥音量バランス:カラオケとボーカルの音量を調整

MIXが難しいと感じる場合は、MIX師に依頼する方法もあります。SNSやスキル販売サイトで1曲3,000〜10,000円程度で依頼できます。

動画の作成とアップロード

音源が完成したら、動画を作成してアップロードしましょう。

静止画1枚+歌詞テロップ:最もシンプルな方法。無料の動画編集ソフトで作成可能
歌唱動画:自分が歌っている姿を撮影。親近感が生まれファンがつきやすい
イラスト・アニメーション:凝った演出でクオリティを高める

アップロード時はタイトル・説明文・タグを丁寧に設定しましょう。曲名、「歌ってみた」のキーワード、自分の名前を含めると検索されやすくなります。

まとめ:歌ってみたは誰でも始められる

歌ってみた動画は、最低限の機材と少しの知識があれば誰でも始められます。最初は完璧を目指す必要はありません。作品を公開する経験を重ねることで、録音・MIXのスキルも歌唱力も向上していきます。

コアミュージックスクールでは、川口駅徒歩2分の教室で録音テクニックや歌唱のアドバイスも行っています。歌ってみた動画のクオリティを上げたい方も、ぜひレッスンを活用してください。

奥津ユキ/Okutsu Yuki
奥津ユキ/Okutsu Yuki(Voice Trainer Vo/Cho/Piano/Sax/Flute/DTM 担当)声は体が楽器なので、正しい使い方を学ぶだけで劇的に変わります。多くの方が最初のレッスンで「こんなに違うんだ!」と驚かれますよ。

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