歌を上手に聴かせるテクニックとして欠かせないビブラート。プロの歌手が美しいビブラートで歌い上げる姿に憧れる方も多いのではないでしょうか。「ビブラートは才能がないとできない」と思われがちですが、実はコツさえ掴めば初心者でも習得可能なテクニックです。
この記事では、川口駅徒歩2分のコアミュージックスクールのボーカル講師が実際にレッスンで教えている、ビブラートの基礎知識と3つの練習法をご紹介します。
ビブラートとは?仕組みを理解しよう
ビブラートとは、音程を細かく上下に揺らすことで生まれる声の波のことです。周波数でいうと、1秒間に約5〜7回の揺れが自然で美しいビブラートとされています。
ビブラートには主に3つの種類があります。
| 種類 | 特徴 | 代表的な歌手 |
|---|---|---|
| 横隔膜ビブラート | お腹の支えで安定した揺れを作る | MISIA、玉置浩二 |
| 喉ビブラート | 喉の筋肉を使い細かく揺らす | B’z稲葉浩志 |
| 顎ビブラート | 顎を動かして音を揺らす(非推奨) | — |
理想的なのは横隔膜ビブラートです。喉に負担をかけず、安定した美しい響きを生み出すことができます。
練習法①:腹式呼吸でお腹の動きを覚える
ビブラートの土台となるのが腹式呼吸です。まずはしっかりと腹式呼吸を身につけましょう。
仰向けに寝転がり、お腹に手を当てます。息を吸うときにお腹が膨らみ、吐くときにへこむ感覚を掴んでください。この動きを立った状態でもできるようになるのが第一歩です。
次に「はっはっはっ」と短く息を吐く練習をします。お腹を小刻みに動かす感覚が、そのままビブラートのコントロールにつながります。1日5分を2週間続けるだけで、お腹の動きが格段に良くなります。
練習法②:ロングトーン+揺らし練習
腹式呼吸に慣れたら、実際に声を出して練習しましょう。
「あー」と一定の音をロングトーンで伸ばし、最後の2〜3秒だけ音を揺らす練習です。最初は意図的にゆっくり揺らし、徐々にスピードを上げていきます。
ポイントは音程を上下に半音ずつ揺らす意識を持つこと。大きく揺らしすぎると音痴に聞こえてしまうので、コンパクトに揺らすことを心がけましょう。
川口のコアミュージックスクールでは、講師がその場で見本を聴かせながら「揺れ幅」を調整する指導を行っています。独学では気づきにくい癖も、マンツーマンなら即座に修正できます。
練習法③:曲の中でビブラートを使ってみる
練習がある程度進んだら、好きな曲の中でビブラートを実践してみましょう。おすすめはバラード曲のロングトーン部分です。
例えば、フレーズの最後の伸ばす音にだけビブラートをかける練習から始めると自然です。全部の音にビブラートをかける必要はありません。使い分けができることが上手な歌い手の条件です。
ビブラートがうまくいかないときのチェックポイント
練習してもなかなか上達しないと感じたら、以下の点を確認してください。
・喉が力んでいないか:リラックスした状態でないとビブラートは生まれません
・息の量は十分か:息切れするとビブラートが途切れます
・揺れが速すぎないか:ちりめんビブラート(震え声)になっていないか確認しましょう
独学で行き詰まった場合は、プロの講師に一度見てもらうだけで劇的に改善するケースが多いです。
まとめ:ビブラートは正しい練習で必ず身につく
ビブラートは特別な才能ではなく、正しい練習の積み重ねで誰でも習得できるテクニックです。腹式呼吸→ロングトーン揺らし→実曲練習の3ステップで、着実にレベルアップしていきましょう。
コアミュージックスクールでは、川口駅徒歩2分の通いやすい立地で、現役プロ講師がお一人おひとりに合わせたビブラート指導を行っています。





