ボーカルのブレスコントロール|長いフレーズを安定して歌う方法

歌っていて「息が続かない」「フレーズの終わりで声が揺れる」と感じたことはありませんか?その原因の多くはブレスコントロールにあります。呼吸をコントロールする技術は、ボーカルにとって最も基礎的でありながら最も重要なスキルです。

川口駅徒歩2分のコアミュージックスクールのボーカルレッスンでは、発声練習の前にまずブレスコントロールから指導しています。正しい呼吸法を身につけることで、声量・音程・表現力のすべてが向上します。

腹式呼吸の基本をマスターしよう

ブレスコントロールの土台となるのが腹式呼吸です。胸で呼吸する「胸式呼吸」では十分な息の量を確保できず、声の支えも弱くなります。

腹式呼吸の感覚をつかむ方法を紹介します。仰向けに寝て、お腹の上に本を1冊置いてください。息を吸うとお腹が膨らんで本が持ち上がり、吐くとお腹がへこんで本が下がります。この動きが腹式呼吸です。

立った状態でも同じ感覚を再現できるよう練習しましょう。肩が上がらないように注意し、横隔膜を下げるイメージで息を吸います。最初は手をお腹に当てて、膨らみを確認しながら行うのがおすすめです。

息を長く吐き続けるトレーニング

腹式呼吸ができるようになったら、息を長く安定して吐き続ける練習に進みます。

ロングブレス練習:「スー」という音で、一定の強さで息を吐き続けます。最初は15秒を目標にし、慣れたら30秒、さらに45秒を目指しましょう。ポイントは一気に吐き出さず、細く長く均一に吐くことです。

リップロール:唇を閉じた状態で息を吐き、唇を「ブルルル」と振動させます。リップロールが安定して長く続けられるということは、息の供給が安定している証拠です。音程をつけてリップロールを行うと、発声にもつながる効果的なウォーミングアップになります。

マイクの前で歌うボーカリスト
安定したブレスコントロールが表現力豊かなボーカルの基盤になります

ブレスの位置を計画する重要性

楽曲を歌うときに「どこで息を吸うか」を事前に決めておくことは非常に重要です。行き当たりばったりのブレスでは、フレーズの途中で息切れしたり、不自然な位置で息継ぎが入ってしまいます。

ブレス位置 推奨度 理由
フレーズの切れ目(句読点) 最適 自然で歌詞の意味が伝わる
間奏・ブレイク部分 最適 余裕を持って深く吸える
ロングトーンの前 重要 十分な息を確保する必要がある
歌詞の途中(単語の間) 場合による キャッチブレス(素早い吸気)で対応
単語の途中 避ける 歌詞が聞き取りにくくなる

歌詞カードにブレスマーク(V印)を書き込んで、毎回同じ位置で息継ぎする習慣をつけましょう。練習のたびにブレス位置がバラバラだと、本番で安定しません。

キャッチブレスとブレスの使い分け

長いフレーズの途中でどうしても息が足りない場合は、キャッチブレスを使います。キャッチブレスとは、ごく短い時間で素早く息を吸うテクニックです。

コツは「口を大きく開けて吸う」のではなく、「鼻と口の両方から一瞬で吸い込む」ことです。腹式呼吸の状態を保ったまま、横隔膜を瞬間的に下げるイメージで行います。

ただしキャッチブレスはあくまで補助的な手段です。できるだけフレーズの切れ目でしっかり息を吸い、キャッチブレスに頼りすぎない歌い方を目指しましょう。

日常でできるブレスコントロール強化トレーニング

ブレスコントロールは日常生活の中でもトレーニングできます。

ストロー呼吸:ストローをくわえて、できるだけ長く均一に息を吐き続けます。ストローの細い穴が抵抗となり、横隔膜のコントロール力が鍛えられます。

ティッシュ吹き:壁にティッシュを貼り、息を吹きかけて落ちないようにキープします。一定の圧力で息を送り続ける感覚をつかむのに効果的です。

ウォーキング中の呼吸:歩きながら「4歩で吸って8歩で吐く」というリズムで呼吸します。慣れたら「4歩で吸って12歩で吐く」に延ばしていきましょう。

川口のコアミュージックスクールのボーカルレッスンでは、これらの呼吸トレーニングに加え、実際の楽曲を使ったブレスコントロールの実践練習を行っています。一人ひとりの声質と体格に合ったアドバイスで、効率的にスキルアップできます。

奥津ユキ/Okutsu Yuki
奥津ユキ/Okutsu Yuki(Voice Trainer Vo/Cho/Piano/Sax/Flute/DTM 担当)声は体が楽器なので、正しい使い方を学ぶだけで劇的に変わります。多くの方が最初のレッスンで「こんなに違うんだ!」と驚かれますよ。

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