ボイトレで高音を出すコツ – ミックスボイスの基礎練習法

「高い声を出そうとすると声が裏返ってしまう」「サビで声が枯れてしまう」——カラオケや歌の練習でこんな経験はありませんか?高音を安定して出すために注目されているのがミックスボイスという発声法です。

川口エリアでボイストレーニングのレッスンを行っているコアミュージックスクールでも、ミックスボイスを習得したい生徒さんが年々増えています。この記事では、ミックスボイスの基本的な仕組みと、自宅でもできる練習法を詳しくご紹介します。

ミックスボイスとは何か?

ミックスボイスとは、地声(チェストボイス)と裏声(ファルセット)を融合させた発声法です。地声の力強さと裏声の伸びやかさを兼ね備えており、高音域でも声が裏返らず、太くて響きのある声を出せるのが特徴です。

地声・裏声・ミックスボイスの違い

発声法 声帯の状態 音域 特徴
地声(チェスト) しっかり閉じている 低〜中音域 力強い・話し声に近い
裏声(ファルセット) 薄く振動 高音域 柔らかい・息漏れが多い
ミックスボイス 適度に閉じて薄く伸びる 中〜高音域 地声の芯+裏声の伸び

プロのシンガーの多くはミックスボイスを駆使しています。例えばONE OK ROCKのTaka、Official髭男dismの藤原聡など、力強い高音を持つシンガーはミックスボイスの使い手です。

マイクに向かって歌う女性
正しい発声法を身につければ、高音も楽に出せるようになる

ミックスボイス習得の前にやるべきこと

1. 腹式呼吸をマスターする

すべての発声の基本は呼吸です。胸で浅い呼吸をしていると、声帯に余計な力がかかり、高音が出にくくなります。お腹を膨らませるように息を吸い、ゆっくりと吐く腹式呼吸を日頃から意識しましょう。

2. 裏声を鍛える

意外に思われるかもしれませんが、ミックスボイスの習得には裏声の強化が不可欠です。多くの人は裏声を「弱い声」と捉えがちですが、鍛えれば芯のある裏声が出せるようになります。「フー」という声で裏声を出し、そこに少しずつ息の圧力を加えていく練習が効果的です。

ミックスボイスの基礎練習法3ステップ

ステップ1:リップロール

唇を軽く閉じて「ブルルル…」と震わせるリップロール。声帯に余計な力を入れずに発声する感覚をつかむのに最適です。低い音から高い音まで、サイレンのように滑らかに上下させましょう。1日5分でOKです。

ステップ2:ハミング

口を閉じて「ンー」とハミングします。鼻の奥や頭頂部に振動を感じられればOK。このとき、喉を開いた状態をキープし、力まないことがポイントです。低音から少しずつ音を上げていき、地声から裏声に切り替わるポイント(換声点)を探ります。

ステップ3:「ネイ」のスケール練習

「ネイ、ネイ、ネイ…」と少し鼻にかかった声でスケール(音階)を上がっていきます。この「ネイ」の音は声帯の閉鎖を促し、ミックスボイスの感覚をつかみやすい発音です。無理に張り上げず、楽に出せる範囲を少しずつ広げていきましょう。

ミックスボイスでやりがちな失敗

独学でミックスボイスを練習すると、「喉締め」という状態になりがちです。喉を締めて無理やり高い声を出すと、一時的に高音が出たように感じますが、声帯を傷める原因になります。喉に力が入っている感覚がある場合は、すぐに練習を中止してください。

また、ミックスボイスの感覚は文章だけでは伝わりにくい部分があります。「自分のやり方が合っているのかわからない」という方は、プロの講師に直接見てもらうのが確実です。

川口でボイトレを始めるなら

ミックスボイスの習得には、正しい指導のもとで段階的に練習することが大切です。コアミュージックスクールでは、川口駅から徒歩2分の好立地で、現役プロシンガーによるマンツーマンのボイストレーニングを提供しています。生徒一人ひとりの声質や課題に合わせたカリキュラムで、効率的にミックスボイスを習得できます。

奥津ユキ/Okutsu Yuki
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