ギターの種類と選び方完全ガイド|アコギ・エレキ・クラシックの違いを徹底解説

ギター

ギターを始めたいけど、「どのギターを選べばいいかわからない」と迷っていませんか?ギターには多くの種類があり、それぞれ音色・弾きやすさ・向いているジャンルが異なります。この記事では、ギターの種類を徹底比較し、あなたの目的や好みに合った1本の選び方をお伝えします。川口駅徒歩2分のコアミュージックスクールのギター講師監修のもと、初心者にもわかりやすく解説します。

ギターの主な種類を一覧で比較

まずは、主なギターの種類を一覧表で見てみましょう。それぞれの特徴をざっと把握してから、詳しい解説を読むとわかりやすいです。

種類 弦の種類 ボディ アンプ 主なジャンル 初心者おすすめ度
アコースティックギター(フォーク) スチール弦 中空ボディ 不要 ポップス・弾き語り・フォーク ★★★★
クラシックギター ナイロン弦 中空ボディ 不要 クラシック・ボサノバ・フラメンコ ★★★★
エレキギター スチール弦 ソリッドボディ 必要 ロック・ブルース・ジャズ・ポップス ★★★★★
エレアコ(エレクトリックアコースティック) スチール弦 中空ボディ 任意 弾き語り・ライブ演奏 ★★★★
セミアコ(セミアコースティック) スチール弦 セミホロウボディ 必要 ジャズ・ブルース・ロック ★★★
フルアコ(フルアコースティック) スチール弦 フルホロウボディ 必要 ジャズ ★★

アコースティックギター(フォークギター)

特徴

アコースティックギター(通称「アコギ」)は、ボディ内部の空洞で音を共鳴・増幅するギターです。スチール弦を使用しており、きらびやかで明るい音色が特徴です。アンプやスピーカーなしでもしっかりとした音量が出るため、一人で弾き語りを楽しんだり、キャンプファイヤーやアウトドアで演奏したりすることができます。

ボディサイズにはドレッドノート、フォーク、パーラーなどの種類があります。ドレッドノートは大きなボディで豊かな低音が出る定番の形状。フォークタイプはやや小ぶりで抱えやすく、高音がきれいに響きます。パーラーはさらに小さく、女性や体格の小さい方に人気があります。

こんな人におすすめ

  • 弾き語りがしたい人
  • ポップスやフォークソングが好きな人
  • アンプなどの機材を揃えるのが面倒な人
  • 場所を選ばず演奏を楽しみたい人

クラシックギター(ガットギター)

特徴

クラシックギターはナイロン弦を使用しており、温かく柔らかい音色が特徴です。スチール弦のアコギと比べて弦のテンション(張力)が低いため、指への負担が少なく、初心者でも押さえやすいというメリットがあります。

ネックの幅はアコギやエレキよりも広く(約52mm)、弦と弦の間隔にゆとりがあります。指でアルペジオ(分散和音)を弾くクラシック奏法に適した設計です。一方で、ネック幅が広い分、コードを押さえるのに手を大きく開く必要があり、手の小さい方には最初は大変に感じるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • クラシック音楽やボサノバが好きな人
  • 指弾き(フィンガーピッキング)に興味がある人
  • 柔らかい音色が好みの人
  • 指への負担を軽くしたい初心者

エレキギター

特徴

エレキギターは、ピックアップ(マイクのような装置)で弦の振動を電気信号に変換し、アンプを通して音を出すギターです。ソリッドボディ(中空でない)のため、アンプなしでは音量が小さく、近所への騒音を気にせず練習できます。

エレキギターの最大の魅力は、エフェクターやアンプの設定によって多彩な音色を作り出せること。クリーンな音からヘヴィな歪みまで、無限に近い音のバリエーションがあります。また、弦が細くネックも薄いため、アコギよりも弾きやすいと感じる人が多いです。

代表的なエレキギターのタイプには以下があります。

タイプ 代表的な機種 音の特徴 向いているジャンル
ストラトキャスター Fender Stratocaster きらびやかでクリア ポップス・ブルース・ファンク
テレキャスター Fender Telecaster ジャキッとしたシャープな音 カントリー・ロック・ポップス
レスポール Gibson Les Paul 太くパワフル ロック・ハードロック・ブルース
SG Gibson SG 攻撃的で鋭い ロック・パンク・メタル

こんな人におすすめ

  • ロックやバンドサウンドに憧れる人
  • いろいろな音色を楽しみたい人
  • 弾きやすさを重視する初心者
  • 自宅でヘッドフォンを使って静かに練習したい人

エレアコ(エレクトリックアコースティックギター)

特徴

エレアコは、アコースティックギターにピックアップを内蔵したギターです。普段はアコギとして使え、ライブやスタジオではアンプやPA(スピーカーシステム)につないで大音量を出すことができます。弾き語りでライブ活動をしたい方には最適な選択肢です。

音色はアコギに近いですが、ピックアップの種類(ピエゾ・マグネティック・コンデンサーマイク)によって若干ニュアンスが異なります。最近のモデルはプリアンプやイコライザーを内蔵しているものが多く、音作りの幅も広がっています。

セミアコ・フルアコ

特徴

セミアコ(セミアコースティック)は、ボディの中に一部空洞を持つエレキギターです。エレキの弾きやすさとアコースティックギターのような温かい音色を兼ね備えています。代表的な機種はGibson ES-335で、ジャズ・ブルース・ロックなど幅広いジャンルで使われています。

フルアコ(フルアコースティック)は、ボディ全体が空洞になっているエレキギターで、最も温かく丸い音色が特徴です。ジャズギタリストに愛用者が多く、Gibson L-5やES-175が定番です。ただし、ボディが大きく重い、ハウリング(不要な共振)が起きやすいなどのデメリットがあり、初心者にはやや扱いづらい面もあります。

目的別:あなたにぴったりのギターは?

やりたいことが決まっている方は、以下を参考にギターの種類を選びましょう。

やりたいこと おすすめのギター 理由
弾き語り・ソロギター アコギまたはエレアコ 1本で完結。歌に合わせた豊かな響き
バンドで演奏したい エレキギター 多彩な音色でバンドサウンドに対応
ジャズを弾きたい セミアコまたはフルアコ 温かい音色がジャズに最適
クラシック音楽を弾きたい クラシックギター ナイロン弦の繊細な音色
まだ決まっていない エレキギター 弾きやすく、ジャンルを選ばない

初心者セットの選び方と注意点

楽器店やネットショップでは、ギター本体とアクセサリーがセットになった「初心者セット」が多数販売されています。セットに含まれる付属品の内容を確認し、追加で購入するものが少ないセットを選ぶとお得です。

エレキギター初心者セットに欲しい内容:ギター本体、アンプ、シールドケーブル、チューナー、ストラップ、ピック数枚、ソフトケース、替え弦。これが揃っていれば、購入したその日から練習を始められます。

アコギ初心者セットに欲しい内容:ギター本体、チューナー、ストラップ、ピック数枚、ソフトケース、替え弦、カポタスト。弾き語りをするならカポタストは必須アイテムです。

注意したいのは、あまりに安すぎるセット(1万円以下)です。楽器の品質が極端に低いと弾きにくく、それが原因で挫折してしまうこともあります。最低でも2〜3万円程度の予算を確保しましょう。

予算別おすすめギター

予算 おすすめブランド・モデル 特徴
1〜3万円 YAMAHA Pacifica / Squier Affinity / YAMAHA F315D 入門用として十分な品質。コスパ最強
3〜5万円 Epiphone Les Paul / Squier Classic Vibe / YAMAHA FG800 ワンランク上の音質と作り。長く使える
5〜10万円 Fender Player / Gibson Tributeシリーズ / Taylor Academy 本格的な音質。中級者になっても満足

迷ったら、楽器店で実際に持ってみることをおすすめします。ネットの評価だけでは、自分の体格やフィーリングに合うかどうかはわかりません。また、コアミュージックスクールの体験レッスンでは講師にギター選びの相談もできますので、購入前にぜひご活用ください。

代表的なギターメーカー紹介

Fender(フェンダー):ストラトキャスター、テレキャスターで知られるアメリカの老舗メーカー。きらびやかなクリーントーンが特徴で、ポップス・ブルース・ファンクで定番です。

Gibson(ギブソン):レスポール、SGで知られるアメリカの老舗メーカー。太く力強いサウンドが特徴で、ロック・ブルースの定番です。

YAMAHA(ヤマハ):日本を代表する楽器メーカー。アコギからエレキまで幅広いラインナップがあり、特に初心者向けモデルのコストパフォーマンスは世界トップクラスです。

Taylor(テイラー):アメリカのアコースティックギターメーカー。明るくきらびやかな音色と弾きやすいネックが特徴で、弾き語り系のアーティストに人気です。

Martin(マーティン):アコースティックギターの最高峰ブランド。深く豊かな鳴りが特徴で、プロのギタリストにも多くの愛用者がいます。

まとめ:ギター選びは「やりたいこと」から逆算しよう

ギターの種類を選ぶ基準はシンプルです。「自分が何をしたいか」を明確にして、それに合ったギターを選びましょう。弾き語りならアコギ、バンドならエレキ、クラシック音楽ならクラシックギター。迷ったらエレキギターが一番弾きやすく、ジャンルを問わないのでおすすめです。

コアミュージックスクールでは、エレキギター・アコースティックギター・クラシックギターのすべてに対応したレッスンを行っています。体験レッスンでは楽器のレンタルも可能ですので、まだギターを持っていない方もお気軽にお越しください。

森山大地
森山大地(ギター・ウクレレ・キッズギター)ギター選びは本当に迷いますよね。僕のおすすめは、まず「好きなアーティストが使っているギターと同じタイプ」を選ぶことです。憧れの人と同じ種類のギターを持つだけで、練習のモチベーションが全然違いますよ。体験レッスンではギターの選び方も一緒にご相談できますので、まだ楽器を買っていない段階でもぜひ来てくださいね。

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