「DTMで副業できたら最高なんだけど、実際どれくらい稼げるの?」——正直に答えます。夢のある話と現実の両方を。
作曲で収入を得る方法は複数あります。ただし、どれも「すぐに月5万円」とはいきません。でも、正しいやり方で積み上げていくと、月1〜3万円の副収入を作ることは十分現実的です。
方法①:ストリーミング配信ロイヤリティ
SpotifyやApple Musicなどに自分の曲を配信して、再生数に応じてロイヤリティを受け取る方法です。
配信はTuneCoreやDistrokidなどのディストリビューターを使います。TuneCoreなら年間1,980円で1アルバムを全プラットフォームに配信可能(2026年現在)。
リアルな収入感:
Spotifyのロイヤリティは1再生あたり約0.3〜0.5円。月10万再生でやっと3〜5万円。ヒットしない限り月数百円〜数千円が現実です。
ただし、曲が増えると積み上がります。10曲 × 月1万再生 = 月10万再生、と考えると道筋は見えます。
方法②:ストックミュージック・BGM販売
これが副業DTMerに最もおすすめの方法の一つです。AudiostockやPond5などのプラットフォームに曲を登録して、BGMとして使われるたびに収益を得るモデルです。
Audiostock(国内最大手):1曲あたり550円〜のライセンス料。サブスク型の定額プランだと1曲あたりの単価は下がりますが、再生数に応じた収益分配があります。
リアルな収入感:
月5,000〜30,000円を稼いでいるDTMerは珍しくありません。人気曲ができると月1万円以上の安定収入になることも。
コツは「需要のあるジャンル」を狙うこと。YouTube動画のBGMに使われやすい「企業系・クリーンなポップ」「ドキュメンタリー系の環境音楽」などは特に需要が高いです。
方法③:受注制作(コミッション)
ゲームのBGM、YouTuberのOP曲、企業の販促動画用音楽など、クライアントから依頼を受けて楽曲を作る方法です。
ランサーズ・ココナラ・クラウドワークスなどのプラットフォームで出品できます。1曲あたりの相場は3,000〜50,000円とかなり幅があります。
リアルな収入感:
実績がない最初は安く設定するしかないですが、ポートフォリオが溜まると単価を上げられます。月2〜3件こなせれば月3〜10万円も現実的。
ただし、クライアント対応・修正対応などの時間も必要なので「制作だけしたい」人には向かないかもしれません。
方法④:シンクライセンス(映像への楽曲提供)
映画、ドラマ、CM、ゲームなどの映像に楽曲を提供するビジネスです。一般的なストリーミングより単価が高く、1タイアップで数万〜数十万円になることも。
ただし、これは「コネクションと実績」が物を言う世界です。音楽出版社と契約したり、音楽プロダクションとのパイプを持ったりする必要があり、入口のハードルは高め。
まずはストックミュージックサービスでシンク向けのライブラリを充実させながら、徐々にネットワークを広げていくアプローチが現実的です。
方法⑤:教える(DTMコーチング)
DTMを教える側になる方法です。自分がある程度できるようになったら、初心者に教えることで収入を得られます。
ストアカ、ためになるネット、個人のSNSからの集客など、個人でも始められます。1時間3,000〜10,000円が相場。
教えることで自分の理解も深まる、という副次効果もあります。
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どの方法も、「まず曲を作れるようになること」が前提です。クオリティの高い曲を作れれば、収入につながるルートは複数あります。
コアミュージックスクールでは現在、プロ作曲家・古賀先生による「はじめてのDTM作曲」コースを準備中。「副業DTMを目指したい」という方にも役立つ実践的な内容を想定しています。



