Cubaseは毎年メジャーアップデートをリリースしていて、そのたびに「アップデートすべき?」という議論が起きます。お金がかかるし、今の環境が安定しているなら変えたくないというのは自然な気持ちです。
この記事では、Cubase最新バージョンで追加・改善された機能の傾向を整理し、アップデートの判断基準を考えます。
最近のCubaseアップデートのトレンド
近年のCubaseのアップデートは、大きく3方向で機能強化が続いています。
① AIや機械学習を活用したアシスト機能
VariAudioの精度向上や、コード検出の自動化など、AIを活用した機能が拡充されています。録音したメロディやコード進行を自動解析して、スコアやコードシンボルに変換する精度が上がっています。
② ワークフロー・UI改善
毎バージョンで何らかのUI改善が入ります。作業効率に直結するショートカットの追加、特定操作の手順短縮、プロジェクトの読み込み速度改善などが主なテーマです。
③ 付属音源・プラグインのアップデート
HALion SonicやGroove Agentに新しいプリセットや機能が追加されることがあります。プラグイン側のアップデートも合わせて入ることが多い。
新バージョンで注目される機能の種類
過去のパターンからすると、メジャーアップデートでは以下のような新機能が加わることが多いです。
- MIDIエディターの機能拡張(コード提案、スマートクオンタイズなど)
- ミキシング関連の新プラグインや既存プラグインの改良
- マルチスクリーン対応や高DPIディスプレイへの最適化
- オーディオインターフェースとの接続安定性改善
「革命的な新機能」よりも「積み重ねの改善」のバージョンが多いというのが正直なところで、何か特定の機能が欲しいかどうかで判断するのが現実的です。
アップデートすべき人・しなくていい人
アップデートを検討すべき人
- 新バージョンで追加された特定の機能(VariAudioの改良・新付属音源など)を使いたい
- OSを新しくしたことで古いバージョンとの互換性問題が出てきた
- 安定性・パフォーマンスが上がったという報告がある
今のバージョンを使い続けて良い人
- 現在の環境が安定して動いている
- 新機能に特に必要なものがない
- 進行中のプロジェクトがあり、リスクを取りたくない
アップデート時の注意点
メジャーアップデートをするときは、古いバージョンもアンインストールせずに残しておくことをおすすめします。新バージョンと旧バージョンは共存できるので、問題があれば旧バージョンで作業を続けられます。
また、使用しているサードパーティプラグインが新バージョンに対応しているか事前に確認しましょう。プラグインメーカーのサイトで互換情報を確認するのが確実です。
Cubaseのバージョンに関わらず、制作スキルを上げることが一番の近道です。コアミュージックスクールのDTMコースでは、最新のCubaseを使った実践的な制作方法を学べます。



