弾いてみた動画を作りたいと思って楽器を練習しているのに、録音・ミックス・動画編集の壁が高くて諦めてしまう人が多いです。でも実は、Cubaseがあれば音声の収録からミックス、書き出しまで一通りできます。
この記事では、弾いてみた動画の制作フローをCubaseを使って解説します。
弾いてみた動画に必要なもの
音声周りに必要な基本機材です。
- Cubase( ElementsやArtistで十分)
- オーディオインターフェース
- マイク(ギター・ベースはライン録音でも可)
- ヘッドフォンまたはモニタースピーカー
動画撮影にはスマホカメラで十分です。音は後からCubaseで作ったものをあてるので、撮影時の音質は問いません。
バッキングトラックに合わせて録音する
まず、使用するバッキングトラック(カラオケ音源)をCubaseにインポートします。「ファイル」→「読み込み」→「オーディオファイル」で取り込めます。
バッキングトラックをオーディオトラックに置いて再生しながら、自分の楽器(ギター・ベース・ピアノなど)を別のオーディオトラックに録音します。ヘッドフォンでバッキングを聴きながら演奏する形です。
複数テイク録って、最も良いものを使います。ミスが少ないテイクを選ぶのか、勢いを優先するのかはジャンルや曲によって変わります。
録音した音をミックスする
録音が終わったら、バッキングとの音量バランスを整えます。自分の楽器が埋もれすぎず、かつバッキングを邪魔しないくらいのバランスが目安です。
ギターならEQで低域をローカット(100Hz以下を切る)するとバッキングとの住み分けがよくなります。ボーカルも入れる場合は、Channel StripとCompressorでダイナミクスを整えてから音量を調整します。
必要に応じてリバーブ(REVerence)を薄くかけると、録音の「素の感じ」が和らいで自然に聞こえます。かけすぎると風呂場感が出るので注意。
音声ファイルのエクスポート
ミックスが完成したら音声ファイルとして書き出します。「ファイル」→「書き出し」→「オーディオミックスダウン」で設定画面が開きます。
フォーマットはWAV(44.1kHz・16bitまたは24bit)かMP3(320kbps)を選べばOKです。YouTubeにアップするならWAVで書き出してから動画編集ソフトで合成する方がクオリティが保てます。TikTokなら最終的にMP3になっても問題ありません。
動画と音声を合わせる
書き出した音声ファイルと撮影した動画を動画編集ソフト(DaVinci Resolve、CapCut等)で合わせます。動画の音声はミュートにして、Cubaseで作った音声ファイルをあてます。
演奏の映像と音がズレないように同期させる必要があります。「最初の一音を叩く瞬間」を映像と音声で揃えるか、冒頭にカチンコ代わりの「クリック音+指を鳴らす映像」を入れると合わせやすいです。
弾いてみた動画を作るためのレコーディングとミックスの技術をもっと深く学びたい方は、コアミュージックスクールのDTMコースをのぞいてみてください。音楽コンテンツを発信したい人に向けた実践的な内容が学べます。



