Cubaseでボーカル録音する方法|設定から録音まで

DTM・作曲

Cubaseを使って自宅でボーカルを録音したいけど、設定が難しそうで踏み出せない——そんな人のために、設定から実際の録音まで順を追って解説します。

機材はオーディオインターフェースとコンデンサーマイク(またはダイナミックマイク)があれば十分です。

オーディオインターフェースの設定

まず、Cubaseでオーディオインターフェースが認識されているか確認します。「スタジオ」→「スタジオの設定」→「オーディオシステム」でASIOドライバーが選択されているか確認してください。WindowsではインターフェースのASIOドライバーを使います(Generic Low Latency ASIO Driverは遅延が大きいので非推奨)。

「オーディオ接続」(F4)を開き、「インプット」タブにオーディオインターフェースの入力チャンネルが表示されていれば設定完了です。

録音トラックの作成と入力設定

プロジェクトウィンドウで右クリック→「オーディオトラックを追加」します。作成したトラックのインスペクターパネルで、「インプットルーティング」をオーディオインターフェースのマイク入力チャンネルに設定します。

トラックの「モニタリングボタン(スピーカーアイコン)」をオンにすると、マイクからの音をリアルタイムで聴けます。歌いながら自分の声を確認したいときはここをオンにします。

ただし、ヘッドフォンを使わないとハウリングが起きるので注意。録音中は必ずヘッドフォンを使いましょう。

モニタリングとレイテンシー対策

自分の声をモニターしながら録音するとき、遅延(レイテンシー)が気になる場合があります。「スタジオの設定」でバッファサイズを小さくする(128〜256サンプル程度)と遅延が減りますが、CPU負荷が上がります。

Cubaseには「ダイレクトモニタリング」機能があります。オーディオインターフェース経由で直接ヘッドフォンに出力するため、遅延ゼロでモニタリングできます。「スタジオの設定」→「ダイレクトモニタリング」で有効にできます(インターフェース側も対応が必要)。

テイクの録音とサイクル録音

準備ができたら録音開始です。テンキーの*(または R)を押して録音スタート。スペースキーで停止します。

「サイクル録音」を使うと、指定した範囲を繰り返し録音し続けられます。同じセクションを何テイクも録って後で一番良いものを選ぶ(コンピング)ときに便利です。

サイクル録音をするには、ロケーターで録音範囲を設定し、トランスポートの「サイクル」ボタンをオン。録音開始すると範囲を繰り返しながら別テイクとして積み重ねてくれます。

テイクのコンピング

複数テイクを録ったら、「レーン」表示にして最も良い部分を選んでつなぎ合わせる「コンピング」を行います。トラックの左上の矢印アイコンをクリックするとレーンが展開されます。

各テイクを切り替えながら聴き、「ここのAメロはテイク3、サビはテイク1」といった形で最良の組み合わせを選びます。コンプツール(はさみに似たアイコン)で分割・選択を繰り返して完成させます。

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