Cubase vs Studio One vs Ableton Live 完全比較2026|あなたに合うDAWはどれ?

DTM・作曲

DTMを始めるとき、または現在使っているDAWから乗り換えを検討するとき、最大の悩みは「自分にどのDAWが合っているか」です。Cubase・Studio One・Ableton Liveは2026年現在、世界三大DAWと呼ばれる人気製品ですが、それぞれ思想も得意分野も大きく異なります。川口駅徒歩2分のコアミュージックスクールでも、生徒さんから「どのDAWを選べばいい?」という質問を毎週受けます。この記事では、3つのDAWを実際の作業フロー・価格・サポート体制まで徹底比較し、あなたの目的に合わせた選び方を提示します。

結論:ジャンル・目的別おすすめ早見表

先に結論からお伝えします。あなたの目的・ジャンル・経験値によって、最適なDAWは変わります。

あなたのタイプ おすすめDAW 理由
ポップス・バンド系の楽曲制作 Cubase MIDI編集が秀逸、譜面・コード機能充実
EDM・ヒップホップ・ライブパフォーマンス Ableton Live セッションビューで即興制作、Max for Live
直感操作・コスパ重視・初心者 Studio One ドラッグ&ドロップで操作完結、価格も手頃
ボカロP・ボカロ曲制作 Cubase または Studio One VOCALOID Editorとの相性
映画・ゲーム音楽(劇伴) Cubase プロ劇伴作家の標準DAW、大規模オケ対応

Cubase の特徴と強み・弱み

CubaseはドイツのSteinberg社が開発する老舗DAW。1989年の登場以来、世界中のプロが使う標準的なDAWの1つです。日本では特にバンド・ポップス系の現場で圧倒的なシェアを持ちます。

Cubaseの強み

第一にMIDI編集機能の精緻さ。キーエディター・スコアエディター・ドラムエディター・リストエディターと用途別に最適化された画面があり、緻密な打ち込みが可能です。第二に譜面・コード機能。コードトラックでコード進行を入力すれば自動で各トラックに反映され、コードアシスタント機能で次のコード候補も提案してくれます。第三にVST規格の本家であること。すべてのVSTプラグインがネイティブに動作し、互換性問題が起きにくいです。

Cubaseの弱み

一方で、初心者にはやや学習曲線が急です。機能が多いため、メニュー階層が深く、最初の数週間は迷子になりがち。また、価格が比較的高いのも難点で、Cubase Pro 13は約7万円。ただし、廉価版のCubase Elements(約1.5万円)でも基本機能は十分使えます。

Cubaseが向いているのはこんな人

バンドサウンドの楽曲制作、本格的な打ち込みオーケストラ、ボカロP志望、商業音楽の現場で働きたい人。長期的にプロを目指すなら、Cubaseの習熟は有力な投資です。

Studio One の特徴と強み・弱み

Studio OneはアメリカのPreSonus社が2009年にリリースした比較的新しいDAW。後発ゆえに、他DAWの良いところを取り入れた設計になっており、操作の直感性で高評価を得ています。

Studio Oneの強み

第一にドラッグ&ドロップで完結する操作性。プラグインも音源もループ素材も、すべてマウスでドラッグするだけで配置できます。マニュアルを読まずに使える数少ないDAWです。第二にシングルウィンドウ設計。すべての作業が1画面で完結し、ウィンドウ間の行き来が不要です。第三に初心者向け価格設定。Studio One Artist(約1.2万円)でも商用利用可能で、上位版のProfessional(約4.5万円)でもCubase Proより安価です。

Studio Oneの弱み

譜面エディターが弱いのが最大の弱点。クラシックや劇伴のように譜面ベースで作業したい場合は不向きです。また、プラグインメーカーのサポートがCubaseほど手厚くないケースもあり、最新プラグインの対応が遅れることがあります。

Studio Oneが向いているのはこんな人

初めてDAWを使う初心者、コスパ重視の方、ロック・ポップス・ヒップホップなど現代的なジャンルを作りたい方。コアミュージックスクールでも、まずStudio Oneで基礎を学んでからCubaseやLogicに移行する生徒さんが多いです。

Ableton Live の特徴と強み・弱み

Ableton LiveはドイツのAbleton社が開発するDAW。元々はライブパフォーマンス用に設計されましたが、現在ではEDM・ヒップホップ・実験音楽の制作でも世界標準となっています。

Ableton Liveの強み

第一にセッションビュー。クリップ(小節単位の音素材)を縦横に並べ、即興で組み合わせを試せる独自のビューです。アイデア出しから完成まで、直感的に進められます。第二にMax for Liveの拡張性。Maxという音響プログラミング言語でカスタムプラグインや音源を作れるため、自分だけのサウンドを追求できます。第三に外部機器連携の強さ。Push 3などの専用コントローラーや、シンセ・ドラムマシンとの統合がスムーズで、機材好きには天国のような環境です。

Ableton Liveの弱み

従来型のリニアな楽曲制作にはやや非効率です。アレンジビューはありますが、Cubaseのようなトラックベースの作業に慣れている人には違和感があるかもしれません。また、価格が高め。Ableton Live 12 Suite(フル版)は約7.5万円と最高クラスで、最廉価版のIntro(約1.5万円)はトラック数や音源が制限されます。

Ableton Liveが向いているのはこんな人

EDM・ヒップホップ・テクノなどのクラブミュージック制作、DJ・ライブパフォーマー、実験音楽家、即興でビートを作りたい方。Skrillex、deadmau5、Flying Lotusなど、第一線のEDM・ヒップホップアーティストの多くが愛用しています。

3DAW詳細比較表

比較項目 Cubase Studio One Ableton Live
最廉価版 Elements 約1.5万 Artist 約1.2万 Intro 約1.5万
フル版 Pro 約7万 Professional 約4.5万 Suite 約7.5万
無料体験 60日間 30日間 90日間
操作直感性 ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★☆
MIDI編集 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆
オーディオ編集 ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★
ライブ性能 ★★☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★★★
譜面機能 ★★★★★ ★★☆☆☆ ★★☆☆☆
ボカロ対応
日本のシェア

失敗しないDAWの選び方3つの基準

3つのDAWはそれぞれに哲学があり、どれを選んでも「正解」になり得ます。ただし、選び方を間違えると数年単位で時間と費用を無駄にする可能性もあります。

基準1:作りたいジャンルを基準にする

ロック・ポップス・劇伴ならCubase、EDM・ヒップホップならAbleton Live、コスパ重視・初心者ならStudio Oneという基本軸で選ぶと失敗しません。理由は単純で、各ジャンルの第一線で使われているDAWは、そのジャンルの作業フローに最適化されているから。プラグインのプリセットも、そのジャンル向けが充実しています。

基準2:講師や仲間が使っているDAWを選ぶ

独学だけでDTMを習得するのは難しいため、質問できる相手の存在が学習速度を大きく左右します。あなたの周りで質問できる人、または通おうとしているDTMスクールの講師が使っているDAWを選ぶと、トラブル時にすぐ助けてもらえます。コアミュージックスクールでは、生徒さんが希望するDAW(Cubase/Logic/Studio One/Ableton Live等)すべてに対応した講師がそろっています。

基準3:無料体験版を実際に使ってみる

3つとも無料体験期間が用意されています。Cubaseは60日、Studio Oneは30日、Ableton Liveは90日。1〜2週間ずつ使ってみて、自分が「直感的に使える」「ストレスが少ない」と感じたものを選ぶのが最も確実です。無料DAWの比較記事で他の選択肢もチェックしてから決めるのもおすすめです。

DTMを最短で習得するには

DAWを選んだら、次は実際に1曲を完成させるまでの体系的な学習が必要です。独学では半年〜1年かかる内容も、プロ講師のマンツーマン指導なら2〜3ヶ月で習得できます。コアミュージックスクールでは、川口駅徒歩2分の教室でDTM・作曲レッスンを行っており、Cubase・Studio One・Ableton Live・Logic Proなど主要DAWすべてに対応しています。手ぶらでOKの無料体験レッスンも受付中です。

遠方の方には、現役のプロ作曲家・古賀稔宏(アンパンマン映画主題歌作曲)が監修する「はじめてのDTM作曲」オンライン講座を2026年5月にリリース予定です。Cubaseで0から1曲完成させる10時間の体系講座で、リリース時には先行案内+限定特典をお届けします。LINE登録で先行案内を受け取れます。

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