「ギターを買ったけど、思った音が出ない」「YouTubeで聴いた音と全然違う」と悩んでいませんか?ギターの音作りは、機材選びだけでなくアンプの設定・エフェクターの組み合わせ・EQの調整で大きく変わります。川口駅徒歩2分のコアミュージックスクールでも、生徒さんから「音作り」に関する質問は最も多く、それだけ重要なテーマです。この記事では、ジャンル別のおすすめ設定と、初心者がやりがちなミス、解決策を徹底解説します。
ギター音作りの基本3要素
ギターの音は、以下の3要素の組み合わせで決まります。
1. ギター本体の特性
ピックアップの種類(シングルコイル/ハムバッカー)、木材、弦のゲージなどがベースとなる音色を決定。最初に変えられない要素です。
2. アンプ・プリアンプ設定
音作りの主軸。Bass・Middle・Treble・Presenceなどのトーンコントロールと、ゲイン量で音色が大きく変わります。
3. エフェクター
歪み・空間系・モジュレーション系のエフェクターで、最終的な音の表情を作り込みます。
アンプ設定の基本:3バンドEQの理解
多くのアンプにはBass / Middle / Trebleの3バンドEQがあります。それぞれの周波数帯域と効果を理解しましょう。
Bass(低音域):60〜250Hz
ギターの「太さ」「重さ」を決める領域。多すぎると音がモコッとし、少なすぎると軽くて存在感のない音に。
Middle(中音域):250Hz〜2kHz
ギターの「コシ」「音の芯」を決める最重要領域。ここを削ると「ドンシャリ」サウンド(メタル系)、上げると「ファットな」サウンドになります。
Treble(高音域):2kHz〜10kHz
「抜け」「キラキラ感」を決める領域。多すぎると耳に痛く、少なすぎると籠もって聴こえます。
ジャンル別おすすめEQ・アンプ設定
| ジャンル | Bass | Middle | Treble | Gain |
|---|---|---|---|---|
| クリーントーン(ジャズ・ポップ) | 5 | 6 | 5 | 2 |
| クランチ(ロック・ブルース) | 5 | 7 | 6 | 5 |
| リード(ハードロック) | 5 | 7 | 7 | 8 |
| ヘビーリフ(メタル) | 7 | 3 | 8 | 9 |
| ファンク・カッティング | 3 | 5 | 7 | 3 |
| アコースティック・バラード | 6 | 5 | 6 | 1 |
※数値は0〜10スケールでの目安。実際は耳で確認して微調整してください。
必須エフェクター5選
1. オーバードライブ/ディストーション
歪みを作る最重要エフェクター。BOSS BD-2(ブルースドライバー)、Ibanez TS9(チューブスクリーマー)が定番。
2. リバーブ
空間の広がりを作る。Strymon BlueSky(高品質)、BOSS RV-6(コスパ◎)。
3. ディレイ
「やまびこ」エフェクト。リードギターの厚みに必須。Strymon Timeline、BOSS DD-8が人気。
4. コーラス
音を揺らして広げるエフェクト。クリーントーンに混ぜると幻想的に。BOSS CE-5、MXR M134が定番。
5. コンプレッサー
音量を均一化し、サステイン(音の伸び)を増す。カッティング・アルペジオに必須。Keeley Compressor、MXR Dyna Comp。
初心者がやりがちな音作りのミス5選
ミス1:ゲインを上げすぎる
「歪んだ音=カッコいい」と思って最大ゲインで弾くと、コードがモコモコ。プロは案外低めのゲイン設定を使います。
ミス2:ベース・トレブルを上げすぎ・ミドルを下げすぎ
「ドンシャリ」サウンドは聴こえが派手だが、バンド全体では抜けない。ライブやレコーディングでは中音域が大事です。
ミス3:エフェクター盛りすぎ
初心者ほど5〜7個のエフェクターをチェーン化したがるが、エフェクターは多いほど音が劣化します。基本はクリーン+歪み+リバーブの3つで十分。
ミス4:弾く前に音作りを完璧にしようとする
「完璧な音」は弾きながら見つかります。最初はざっくり設定して弾き始める方が上達は早いです。
ミス5:他人の機材で同じ音を出そうとする
同じアンプ・エフェクターでも、ギター本体が違うと音は変わります。「あのギタリストと同じセッティング」を真似ても、自分のギターでは別の音に。
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