カラーシングで配信を始めたいと思ったとき、最初の関門になるのが一次審査です。この記事では、一次審査の申し込み方法をどこから進めるのか、事務所に入る場合と入らない場合で手順がどう違うのか、そして通過の連絡までどれくらいの日数がかかるのかを、実際の流れに沿って解説します。初めての方でも迷わないよう、順番どおりに整理しました。
カラーシングの一次審査とは何か
カラーシング(ColorSing)は、歌に特化したライブ配信アプリです。カラオケ音源に合わせて歌いながら配信できるのが特徴で、運営はColorSing株式会社です。
このアプリでは、配信する側になるために「Lシンガー」という立場になる必要があります。そのための審査が2024年9月11日以降は二段階に分かれていて、その最初の段階が一次審査です。
| 段階 | やること | 結果の目安 |
|---|---|---|
| 一次審査 | 審査申し込みフォームから申請する | 通過者には通常、申請後5営業日以内に連絡 |
| 二次審査 | 3日間の「おためし配信」を行う | 3旬以内にリーグ25以上で通過 |
つまり一次審査は、実際に配信する前の書類段階にあたります。ここを通ると、いよいよ配信して判定される二次審査に進む、という構造です。Lシンガーという立場そのものについてはLシンガーとは?カラーシングで配信するために必要な資格をやさしく解説で詳しく説明しています。
申し込む前に確認しておく5つの条件
申し込みボタンを押す前に、自分が条件を満たしているかを確認しておきましょう。ここを飛ばすと、通過してから慌てることになります。
- 年齢:18歳以上であること。18歳未満は保護者の同意があっても利用できません
- 端末:配信できるのはiOS(iPhone)のみです。Android端末では配信できません(視聴はできます)
- イヤホン:歌唱時にBluetoothイヤホンは使えません。有線イヤホンが必要です
- アカウント:サインインはLINEまたはAppleアカウントで行います
- 配信時間:深夜1:00〜1:30は配信できません。この時間しか空いていない、という方は活動時間の見直しが必要です
特にAndroidユーザーの方は要注意です。「アプリが入るから大丈夫」と思ってしまいがちですが、視聴と配信では条件が違います。有線イヤホンの選び方はカラーシングで有線イヤホンが必須な理由と選び方にまとめました。
審査を受けるかまだ決めていない方も、分からない点を事務所へ確認できます。 質問できる内容と、連絡後の流れを見る →
一次審査の申し込み方法:実際の手順
ここからが本題です。申し込みの導線は2通りあります。
手順1:アプリをインストールしてサインインする
まずiPhoneにアプリを入れ、LINEまたはAppleアカウントでサインインします。この段階ではまだ視聴者の立場です。
手順2(事務所に入る場合のみ):サポートプランへの加入を申請する
事務所に所属したうえで審査を受けたい場合は、この段階で手続きが入ります。アプリ内の「事務所を探す」から、希望する事務所のサポートプランに加入申請を出し、事務所側がそれを承認する、という流れです。
ここで押さえておきたい注意点が3つあります。
- 加入は本人が申請し、事務所が承認する形でしか成立しません。事務所側から一方的に加入させることはできない仕組みです
- 事務所の事前承諾なしに加入申請を送るのは避けてください。多くの事務所は、話が通っていない申請を却下する運用にしています。まず問い合わせて、了解を得てから申請するのが順序です
- Lシンガーは1人につき、1事務所の1つのサポートプランにしか加入できません。複数を掛け持ちすることはできません
なお、すでにフリー(無所属)で活動していて、あとから事務所に入る場合は、加入前に保有しているダイヤの換金を済ませておくのが公式の手順とされています。これは最初から事務所に入る方には関係のない話ですが、覚えておいて損はありません。
手順3:審査申し込みフォームを開く
申し込みフォームへの入り口は次のとおりです。
- プロフィール画面の右上にある「≡」をタップ
- 「設定」を開く
- 「審査申し込みフォーム」を選ぶ
このルートのほか、配信ボタンから申請に進むこともできます。どちらから入っても申し込みそのものは同じです。
手順4:申請内容を記入して送信する
ここで書く内容は、運営があなたがどんな配信をする人なのかを判断する材料になります。プロフィール写真や自己紹介文もあわせて整えておくと、伝わり方が変わります。何をどう書くかはカラーシングの審査に通るプロフィールの作り方|写真・自己紹介・楽曲で具体的に扱っています。
【公式】申し込みはGoogleフォーム。たどり着き方は2通り
公式の[FAQ] 審査申し込みから配信までの流れに、申し込み手順が明記されています。要点はこの2つです。
- 一次審査はGoogleフォームで審査登録フォームを送信する方式
- フォームへの入り口は2通りある
| 入り口 | たどり方 |
|---|---|
| 設定から | プロフィールページ右上の「≡」→「設定」→ 配信「審査申し込みフォーム」 |
| 配信ボタンから | フッターの「配信ボタン」をタップ → 審査申し込みフォームへ |
事務所のサポートプランに入る場合は、先にプラン加入を済ませてからフォームを送ります(事務所の事前承諾が必要)。フリーで受ける場合は、プラン加入の手順を飛ばして申し込みフォームからで大丈夫です。
🚨 フォームは送信後に修正できません
公式に、こう書かれています。
一度送信した内容を修正することはできないため、送信前に十分にご確認ください。
間違えた場合の救済手順も一応示されています。
万が一誤った内容で送信してしまった場合は「その他、アピールポイント、意気込み」ご記入欄に、前回送信した入力内容に誤りがあったことや修正箇所を明記のうえで、再度お申し込みください。
送信前に、内容を別の場所に下書きしておくことを強くおすすめします。
「アピールポイント・意気込み」欄は審査項目そのものです
この欄を「一応埋めておくもの」と思っている方が多いのですが、公式の一次審査基準(Aパターン)には、この欄で判断すると明記された項目があります。
上記a〜dを3ヶ月以内に達成するポテンシャルと自信を「アピールポイントや意気込み」項目から判断できること
つまり実績がまだ足りなくても、この欄の書き方で対象になり得るということです。ここを空欄や一行で済ませるのは、非常にもったいない。基準の全体像はカラーシングの審査基準を徹底解説にまとめました。
通過までの日数:いつ連絡が来るのか
一次審査を通過した場合、通常は申請後5営業日以内に連絡が来ます。
「5営業日」の数え方に注意
ここでいう営業日は、土日祝日を含みません。カレンダー上の5日間ではないので、申請するタイミングによって体感の待ち時間はけっこう変わります。
| 申請した曜日 | 5営業日後のおおよその目安 |
|---|---|
| 月曜日 | 翌週の月曜日ごろ |
| 金曜日 | 翌週の金曜日ごろ |
連休をまたぐとさらに後ろにずれます。「3日経っても来ない」と焦る必要はありません。連絡が来ないときの確認手順はカラーシングの審査結果は何日で来る?連絡が来ないときの確認方法にまとめています。
通知を見落とさないための準備
せっかく通過しても、連絡に気づかなければ動き出しが遅れます。アプリの通知設定を有効にしておくこと、そして登録したアカウントのメールやLINEを定期的に確認することをおすすめします。
【運営配布ガイドより】提出する歌唱動画はどこに上げればいいのか
ここは「公式にどこにも書いていない」と言われがちな部分ですが、運営が事務所向けに配布している初心者Lシンガー向けガイドに、はっきり載っています。当事務所は事務所として運営から直接この資料を受け取っており、「新規の方へのご案内にぜひご活用ください」と案内されているものです。
提出媒体は3つ。それぞれアップロード手順まで図解されています
| 媒体 | ガイドに書かれている条件 |
|---|---|
| YouTube | 限定公開でもOK(URLを知っている人だけが見られる状態) |
| X(旧Twitter) | 投稿後、共有マークからリンクをコピーして貼る |
| TikTok | 可能。ただし60秒以上の動画にすること |
YouTubeが限定公開で構わない、というのが実務上いちばん大きいと思います。「歌っている動画を全世界に公開するのは抵抗がある」という理由で申し込みをためらっている方が多いのですが、その必要はありません。
ガイドに載っている2つのQ&A
| 質問 | 公式ガイドの回答 |
|---|---|
| BGMは入れたほうがいい? | あったほうが良い。歌唱力を評価するため、またそのほうが音程を取りやすいため |
| 顔は出したほうがいい? | どちらでも構わない。ほとんど歌唱力を評価しているが、顔出しで有利に働くこともある |
「アカペラのほうが実力が伝わるのでは」と考える方がいますが、ガイドはBGMありを推しています。音程の正確さが判定しやすくなるから、という理由まで書かれています。
もうひとつ、選曲についてのヒントもあります。「カラオケ楽曲1000」の中から選ぶと審査に優位に働くこともあるとされています。アプリで実際に歌える曲の中から選ぶ、という意味です。
「アピールポイント・意気込み」欄は200〜400文字で書く
配布ガイドには、この欄の分量まで指定があります。
200〜400文字または短文で意欲高めにアピールしていきましょう!
そして、何を書くべきかについても書かれています。
二次審査の意気込みを問われているので、できる限り多めに参加できる様、日程を調整して伝えられるようにしておきましょう!
つまり「週にどれくらい配信できるか」を具体的に書く欄だということです。公式の審査基準は3パターンありますが、そのすべてに共通する条件が「平均週3以上の配信」です。ここを裏づける文章になっているかどうかが効きます。
逆に言えば、この欄に「頑張ります!」とだけ書くのは、いちばんもったいない使い方です。基準の全体像はカラーシングの審査基準を徹底解説にまとめました。
フォームの「配信経験」の区分
フォームには配信経験を選ぶ項目があり、ガイドに定義が示されています。
| 区分 | 定義(月あたりの収入) |
|---|---|
| 経験ありトップライバー | 月30万円以上 |
| 経験あり上位ライバー | 月10〜30万円 |
| 経験あり中堅ライバー | 月5〜10万円 |
| 経験あり | 月5万円未満 |
該当しない方は「未経験」で問題ありません。審査基準のBパターン(めちゃうまパターン)は実績の証跡が不要なので、経験ゼロでも通る道はあります。
なお端末について、Androidは配信に使えません。iOSでもiPadやMacBookを使う場合は、フォームの「その他」に記入します。事務所への加入を予定している方は、加入前でも事務所名を書きます。
一次審査を通ったあとに待っているもの
一次審査は通過点であって、ゴールではありません。この先に二次審査が控えています。
二次審査の中身
二次審査は、3日間の「おためし配信」を行ったうえで、3旬以内にリーグ25以上へ到達すると通過という仕組みです。
「旬(じゅん)」は1か月を3つに区切った単位で、上旬が1〜10日、中旬が11〜20日、下旬が21日〜月末を指します。3旬はおおよそ1か月ぶんです。
おためし配信について、知っておくと気が楽になる事実があります。
- 連続した3日である必要はありません。実際に配信した日だけがカウントされます
- 1日あたりの時間や曲数の指定はありません
- おためし配信中も報酬(ダイヤ)の対象です
3日間の使い方は結果に直結します。設計の考え方はカラーシングのおためし配信とは?3日間の使い方で合否が変わる理由、そして二次審査の越え方はカラーシングの二次審査の「壁」を越える方法|おためし配信3日間の設計をご覧ください。
初回配信で決める「締め時間」
もうひとつ、初回配信のときに決めることがあります。「締め時間」です。これは毎日おこなわれる昇格戦の経験値が確定する時刻で、自分で選びます。
カラーシングのリーグは1から始まり、昇格戦で上がっていきます。降格はありません。1日で得られる経験値は+1、+2、+3のいずれかで、その境目を「ボーダー」と呼びます。ボーダーの値は締め時間の30分前から表示され、締め時間に向かって増えていきます。
つまり締め時間は、自分がいちばん配信しやすい時間帯とセットで考えるべきものです。仕組みの全体像はカラーシングのリーグとは?昇格戦の仕組みをやさしく解説で確認できます。
申し込みの前に決めておくと後が楽なこと
一次審査に申し込む段階で、次の3つを決めておくと、通過後にスムーズに動けます。
| 決めること | ポイント |
|---|---|
| 配信する時間帯 | 週にどれくらい安定して確保できるか。深夜1:00〜1:30は不可 |
| 締め時間 | その時間帯と噛み合う位置に置けるか |
| 選曲 | 1時間で3〜6曲、無理なく歌える曲を用意できているか |
3つ目の「3〜6曲」という数字は、運営が推奨しているバランスです。歌と雑談は半々くらいが目安とされています。歌だけ、あるいは話だけに偏らない配信が想定されているということです。
審査に落ちた場合はどうなるか
ここは先に知っておいたほうがいいので触れておきます。審査に落ちた場合、初回は9旬後(およそ3か月後)まで再受審ができません。以降も9旬ずつ延びていきます。
「とりあえず出してみよう」で臨むと、3か月の空白を抱えることになります。準備を整えてから申し込むほうが、結果的に近道です。落ちてしまった場合の立て直し方はカラーシングの審査に落ちた…再申請はいつから?次に受かるための立て直し方にまとめています。
事務所に入れば通りやすくなる、ということはない
念のため書いておくと、事務所に所属しても審査基準は変わらないというのが運営の公式見解です。所属によって合格しやすくなる仕組みはありません。
一方で、手順の抜けや仕組みの誤解を事前につぶせるという意味では、相談相手がいることに価値があります。私たちコアミュは、音楽教室「コアミュージックスクール」(2011年〜)を母体とするColorSing公認の事務所です。現役のボイストレーナーが在籍し、手数料は0%、入会金・月会費・ノルマはありません。顔出しなしの「声だけ配信」も歓迎で、全国どこからでもオンラインで所属できます。相談窓口はLINEです。
【公式】実は、一次審査が免除されるルートがあります
ここまで一次審査の基準と手続きを見てきましたが、審査そのものを受けずに通過する方法が公式に用意されています。意外と知られていないので、選択肢として押さえておいてください。
ColorSingには#TheOnePhraseという、15秒ほどの1フレーズの歌声だけで良さを競うイベントがあります。公式FAQの記載です。
ColorSingでまだ配信していない人を対象に、#TheOnePhraseで300位以内(シルバー賞)に入ると、一次審査が免除されるキャンペーンを実施しています。
| キャンペーン | 対象 | もらえるもの |
|---|---|---|
| 300位以内で一次審査免除 | ColorSing未配信・一次審査未通過の方 | 一次審査の通過 |
| 300位以内+二次審査通過 | 上で一次審査を通過した方 | 2万ダイヤ(=現金2万円相当) |
| 300位以内を紹介 | Lシンガー限定 | 1万ダイヤ(紹介人数の上限なし) |
なぜこのルートが有利になりうるのか
通常の一次審査は、歌唱力に加えて「実績の証跡」(SNSフォロワー1,000以上、歌ってみたが1万回再生、など)が問われるパターンがあります。実績がこれからの方にとっては、ここが壁になります。
ところが#TheOnePhraseは投票で順位が決まります。公式によれば、エントリーは名前・映像・サムネが伏せられた状態で評価されます。
このイベントに関しては、並び替えの際には名前・映像・サムネが伏せられた状態なので、純粋に歌声だけで評価する仕組みとなっています
フォロワーがゼロでも、声だけで勝負できるということです。実績で足踏みしている方にとっては、こちらのほうが現実的な場合があります。
対象になる条件
- エントリー期間終了時点でColorSing未配信かつ、一次審査未通過
- LINE連携済で、サブアカウント/グレーアカウント判定なし
- 退会したあとの新規登録(いわゆる転生)ではない
- BANや機能制限中でもなく、BAN歴が多くはない
- 🚨 iOSユーザのみが対象(Androidは録音自体ができません)
なお録音は有線イヤホン必須(Bluetoothでは録音できません)。エントリー期間中は何度でも録り直せるので、一発勝負ではありません。匿名エントリーも選べます。
仕組みの詳細は#TheOnePhraseとは?一次審査が免除される仕組みにまとめました。通常の審査基準はカラーシングの審査基準を徹底解説をご覧ください。
※このキャンペーンは公式に「予告なく終了する場合があります」と明記されています。
よくある質問
Q. 申請したあと、結果を待つあいだにできることはありますか?
視聴者としてほかのLシンガーの配信を見ておくのが、いちばん実になります。コメントがどう流れるのか、曲と曲のあいだをどうつないでいるのか、人が集まっている配信は何が違うのかを観察しておくと、自分が配信する側に回ったときの引き出しになります。
あわせて、有線イヤホンをつないだ状態で実際に歌ってみて、自分の声と伴奏のバランスに違和感がないかを確認しておくとよいでしょう。本番のおためし配信で機材の調整に時間を取られるのは、いちばんもったいないパターンです。
Q. 顔を出さずに活動することはできますか?
できます。カラーシングには顔出しをしない「声だけ配信」というスタイルがあり、リーグ帯も「性別 × 顔出し / 声だけ」の4部門に分かれています。全員が同じ土俵で並ぶわけではないので、顔を出さない選択をしたから不利になる、という単純な話にはなりません。
Q. リーグは休むと下がってしまいますか?
カラーシングのリーグに降格はありません。休んでもランクが下がることはない設計です。ただし二次審査には「3旬以内にリーグ25以上」という期限があるため、審査期間中に長く休むと、その期限に間に合わなくなる点には注意が必要です。
Q. おためし配信中に得たダイヤはどうなりますか?
おためし配信中も報酬の対象です。なお、ダイヤの有効期限は180日とされています。換金や有効期限の扱いについては公式FAQで最新の条件をご確認ください。
まとめ
カラーシングの一次審査は、プロフィール右上の「≡」から「設定」→「審査申し込みフォーム」、または配信ボタンから申請します。事務所に入る場合は、その前に「事務所を探す」からサポートプランへ加入申請し、事務所の承認を受ける手順が入ります。
通過した場合、連絡は通常5営業日以内。土日祝を含まない数え方なので、体感ではもう少しかかることもあります。
そして一次はあくまで入口です。本番は3日間のおためし配信から始まる二次審査なので、申し込む前に端末・有線イヤホン・配信できる時間帯という土台を固めておきましょう。制度や条件は変わることがあるため、最新の内容は公式FAQでもご確認ください。



