カラーシングのカラオケ機能を使いこなす|選曲・キー変更・曲数の数え方

ColorSing
カラーシングのカラオケ機能を使いこなす|選曲・キー変更・曲数の数え方

カラーシングは、アプリの中のカラオケ音源に合わせて歌える配信アプリです。ただ、実際に始めてみると「何を歌えばいいのか」「キーが合わない気がする」「曲数はどう数えられているのか」で迷う方が多くいます。この記事では、カラーシングのカラオケ機能を使いこなすために、選曲・キー・曲数の3点を、公式に確認できる事実と歌の基本にしぼって整理します。

カラーシングのカラオケ機能とは

カラーシングは歌に特化したライブ配信アプリで、アプリ内のカラオケ音源を使って歌い、その様子をそのまま配信できます。運営はColorSing株式会社です。カラオケボックスに行かなくても、手元の端末だけで「歌う場」が成立するのが特徴です。

使ううえでの前提条件を先に確認しておきます。

  • 配信できるのはiPhoneのみ。Android端末では視聴のみです
  • 歌唱時にBluetoothイヤホンは使えません。有線イヤホンが必要です(理由と選び方はこちら
  • 深夜1:00〜1:30は配信できません
  • 配信するには審査を通って「Lシンガー」になる必要があります

細かい操作画面はアプリのバージョンによって変わることがあるので、ボタンの位置などはアプリ内の表示を優先してください。この記事では、変わりにくい「考え方」の部分を扱います。

選曲|3つの軸で考えると迷わない

選曲の相談を受けたとき、私たちは次の3つの軸で整理してもらいます。

問い ねらい
①歌いやすさ 今の自分の声で、無理なく最後まで歌えるか 崩れないこと。苦しそうな歌は聞くほうも疲れる
②知られているか 聞いた人が「知ってる」と思える曲か コメントが生まれるきっかけになる
③自分らしさ この曲を歌う自分に納得できるか 続けられること。覚えてもらう軸にもなる

この3つは、しばしばぶつかります。歌いやすい曲がマイナーだったり、知られている曲がキー的に厳しかったり。全部を満たす1曲を探すより、1回の配信の中で役割を分けるほうが現実的です。

たとえば、最初は歌いやすくて知られている曲で場をあたためる。中盤に自分らしい曲を置く。終盤にリクエストへ応える、といった形です。カラーシングでは、1時間の配信で3〜6曲程度、歌と雑談は半々くらいという進め方が推奨されているので、この曲数の中で組み立てることになります。

「知らない曲ばかり」になっていないか

好きな曲だけを並べると、選曲が自分の内側に寄っていきます。それ自体は悪いことではありませんが、初めて来た人がコメントしづらい構成になりがちです。1配信のうち1曲でも、多くの人が知っている曲を入れておくと、入口ができます。人が来ない・反応が薄いと感じているときは、こちらの記事もあわせてご覧ください。

時間帯と季節も、選曲のヒントになる

意外と効くのが、配信する時間帯に合わせることです。深夜帯なら落ち着いた曲、夕方以降で人が集まりやすい時間なら明るい曲、といった具合です。聞いている人がどんな状況でスマホを開いているかを想像すると、選曲の当たりがつきやすくなります。季節の定番曲も同じで、「今この時期に聞きたい曲」は、それだけで話題になります。なお、深夜に配信する場合は1:00〜1:30が配信できない時間帯であることを覚えておいてください。

必要な機材や始め方を、始める前に確認できる窓口があります。 質問できる内容と、連絡後の流れを見る →

キー|原曲キーにこだわらないほうがいい理由

まず正確に書いておくと、キーを変更する機能があるか、どう操作するかは、アプリ内の表示と公式FAQで確認してください。仕様に関わる部分を推測で書くべきではないと考えています。ここでは、キーという考え方そのものを説明します。

キーとは何か

キーとは、曲全体の音の高さのことです。同じ曲でも、キーを上げれば全体が高くなり、下げれば低くなります。プロの歌手は自分の声に合わせてキーを決めて録音しているので、原曲キーは「その歌手にとって最適な高さ」であって、あなたにとっての最適とは限りません

キーが合っていないと何が起きるか

  • 高すぎる:サビで喉が締まる、声がひっくり返る、声量が出ない。長く歌うと喉を痛めます
  • 低すぎる:低音がかすれて聞こえない、抑揚が出ずのっぺりする
  • どちらの場合も、聞いている側には「なんとなく苦しそう」「盛り上がらない」としか伝わりません

自分に合う高さの見つけ方

難しく考える必要はありません。次の手順で十分です。

  • その曲のいちばん高いところ(多くはサビの最後)を、まず単体で歌ってみる
  • そこで喉に力が入る、声が細くなるなら、その高さは今の自分には高い
  • 逆に、Aメロの低いところが聞こえないほど小さいなら低すぎる
  • 「サビが少し余裕をもって出る」あたりが、配信で1時間もたせられる高さです

配信は1曲で終わりではありません。1曲目で全力を出しきると、3曲目以降が苦しくなります。余裕のある高さを選ぶことは、手抜きではなく設計です。

曲数の数え方|報酬とどう関係するのか

カラーシングの報酬は「ダイヤ」という単位で、3種類あります。いずれも投げ銭に依存しない活動報酬です。曲数と関係するのは、このうち「歌ダイヤ」です。

種類 数え方・発生の仕方
歌ダイヤ 1曲歌うごとに獲得。翌日の早朝5時までに付与される。単価×倍率で決まる
雑談ダイヤ 歌唱中以外の時間について、配信1時間あたりで獲得。同じく翌日早朝5時までに付与
継続報酬ダイヤ 配信すると将来に積み立てられ、配信の半年後〜1年半後の各旬ごとに、一定条件を達成すると各旬末に分割で受け取れる

ここで多くの人が考えるのが、「では曲数を詰め込めばいいのでは」という発想です。ただ、雑談の時間にも別のダイヤが発生する設計になっている以上、歌だけで埋めることが常に得とは限りません。実際、推奨されているのは1時間に3〜6曲程度で歌と雑談が半々というバランスです。制度の設計と推奨が、同じ方向を向いています。

さらに、リーグの昇格に関わる「ライブスコア」は、ギフト利用のボリュームをベースに、「コメント」「視聴」「いいね」「ギフト使用」の総数・人数・継続した人数が加点される仕組みです。会話が生まれて人が残ることが効いてくるので、休みなく歌い続ける構成は、必ずしも有利になりません。詳しくはカラーシングのライブスコアとは?歌ダイヤ単価と倍率の仕組みをご覧ください。

なお、実際に受け取れる金額は活動量によって人それぞれです。「1曲でいくら」と断言する情報には注意してください。

【公式】選曲・キー変更・曲数の公式ルール

カラオケ機能の基本操作、キーの保存、歌った曲数の数え方は、それぞれ公式FAQで確認できます。

配信画面下部の「マイク」ボタンをタップ
歌いたいカラオケ曲を選曲
「この曲を歌う」をタップ
カラオケ開始

歌唱前のカラオケ選曲時、または歌唱中にお好みの高さのキーに変更することができます。
また、その曲を最後に歌った際に設定していたキーの情報が保存されるため、次回同じ曲を歌唱する際に、前回歌ったときと同じキーで歌うことができます。
※歌唱途中でキーを変更した場合も含みます。

後奏まで完走した曲だけが1曲としてカウントされます。
✅ 後奏まで歌った → 1曲
❌ 途中でやめた → 0曲(カウントされません)
集計期間:曲を歌い始めた日を基準に集計します

Lシンガーは、マイクボタンから曲を選び、「この曲を歌う」で開始します。キーは歌唱前でも歌唱中でも変更でき、最後に歌ったときの設定が次回へ保存されます。初めて歌う曲は0が初期値です。

統計上の曲数は後奏まで完走した曲が1曲で、途中終了は0曲です。一方、歌ダイヤ獲得権の消費数は歌唱時間によって別に判定されます。配信後は、セットリストの曲数とダイヤ獲得権の消費数を同じものとして扱わず、それぞれ確認してください。

1時間の組み立て例

あくまで一例ですが、迷ったときのたたき台としてどうぞ。

時間帯 やること
最初の10分 あいさつ・今日の予定を話す。来た人の名前を呼ぶ
次の10分 1曲目。歌いやすく、知られている曲
中盤 感想への返し・雑談。ここで会話を作る
中盤〜後半 2〜3曲目。自分らしい曲、挑戦したい曲
最後 締めの曲と、次回の配信予定の告知

大事なのは曲と曲の間を無言にしないことです。とくに顔を出さない声だけ配信の場合、沈黙はそのまま無音になります。「次はこの曲です」と言うだけでも、場はつながります。

気をつけたいこと

  • アプリ内の音源を使う:外部の音源を流して重ねるようなやり方は、著作権や利用規約に関わります。判断に迷う場合は自己判断せず、公式に確認してください(著作権とNGワードの記事
  • 喉のケア:連日配信するなら、声は消耗品です。無理なキーで押し切る癖がつくと、続けられなくなります
  • 同じ曲を歌ってもいい:毎回まったく違う曲にする必要はありません。「この人といえばこの曲」は、覚えてもらう強い手がかりになります

上達を早める、たったひとつの習慣

選曲もキーも、結局は「相手にどう聞こえているか」を知らないと調整できません。そこでおすすめしているのが、自分の配信を後から聞き返すことです。

有線イヤホンをつけて歌っている最中、自分の耳に届いている声と、聞いている人に届いている声は違います。骨伝導の分だけ、自分の声は実際より豊かに聞こえるからです。だから、歌っている本人が「今日は良かった」と思った日と、聞き手が良かったと思う日は、しばしばずれます。

聞き返すときは、上手い・下手を判定しないでください。見るのはこの3点だけで十分です。

  • サビで声が苦しくなっていないか(=キーが高すぎないか)
  • 曲と曲の間に、長い無音がないか
  • 曲の始まりで音量が飛んでいないか(マイクとの距離)

この3つは、才能ではなく設定の問題です。気づいた次の配信から直せます。

歌そのものを見てもらいたい場合

キーの選び方や声の出し方は、独学でも詰められますが、人に聞いてもらったほうが早いことも多い領域です。私たち自身、カラーシングの事務所(コアミュ)を運営していて、母体は2011年から続く音楽教室です。現役のボイストレーナーが在籍しているため、こうした相談を受けることがあります。

とはいえ、事務所に入ることが前提ではありません。フリー(無所属)のまま自分のペースで続ける方はたくさんいますし、それも十分に正当な選択です。事務所を検討するときの判断材料はカラーシングの事務所には入るべき?にまとめてあります。

カラオケ機器側の音を使う構成はカラーシングのHDMI接続モードとは?対応機器・接続手順・注意点を解説をご覧ください。

アプリ外の動画を扱う場合はColorSingのYouTube同時視聴とは?使い方・再生できる動画・禁止事項を詳しく解説をご覧ください。

リスナーから曲を頼まれる仕組みはColorSingのリクエスト機能とは?レパートリー登録・提案条件・受け方を解説で解説しています。

よくある質問

Q. 知らない曲をリクエストされたらどうすればいいですか

その場で無理に歌う必要はありません。「知らないので次までに聞いてきます」と伝えれば、それ自体が次回来てもらう理由になります。準備していない曲を崩れながら歌うより、正直に返したほうが印象は良くなります。

Q. 毎回同じ曲を歌うのは良くないですか

問題ありません。むしろ、繰り返し歌う曲があるほうが「この人といえばこの曲」という記憶が残ります。すべてを毎回入れ替える必要はなく、定番を数曲持ったうえで新しい曲を足していく形が続けやすいです。

Q. 歌詞を間違えたり、音を外したりしたときは

止めずに最後まで歌いきるほうが、聞いているほうは気になりません。慌てて謝り続けると、そちらのほうが目立ちます。ライブ配信である以上、完璧さより最後まで届けることのほうが価値になります。

Q. 曲を途中でやめた場合、歌ダイヤはどう扱われますか

ここは制度の細部にあたる部分で、公式に確認できる範囲では「1曲歌うごとに獲得」という記載までです。途中中断の扱いを推測で書くことはできないので、気になる場合は公式FAQで確認してください。報酬全体の仕組みはカラーシングの報酬制度を図解にまとめています。

まとめ

  • カラーシングはアプリ内のカラオケ音源で歌う。配信はiOS端末のみ、歌唱時は有線イヤホンが必要
  • 選曲は「歌いやすさ・知られているか・自分らしさ」の3軸。1配信の中で役割を分ける
  • 原曲キーが自分に合うとは限らない。サビが少し余裕をもって出る高さが、1時間もたせられる高さ。キー変更の機能や操作はアプリと公式FAQで確認する
  • 歌ダイヤは1曲ごと、雑談ダイヤは歌唱以外の時間について1時間あたり。曲を詰め込むほど有利、という単純な設計ではない
  • 推奨は1時間に3〜6曲、歌と雑談は半々

カラオケ機能は、慣れてしまえば単純です。むしろ差がつくのは、その手前にある「何を、どの高さで、どんな順番で歌うか」という設計のほうです。ここは今日からでも見直せます。

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