カラーシングの審査に落ちてしまったとき、まず知りたいのは「次はいつ受けられるのか」だと思います。この記事では、再申請までの待機期間のルール、その空いた時間に何をしておくと次につながるのか、そして落ちた原因を落ち着いて振り返るための手順を整理します。感情的にならずに立て直すための材料としてお使いください。
カラーシングの審査に落ちたあと、再申請はいつからできるのか
最初に結論をお伝えします。カラーシング(ColorSing)のLシンガー審査に落ちた場合、初回は9旬後(およそ3か月後)まで再受審ができません。そして、以降も落ちるたびに9旬ずつ待機期間が延びていく仕組みになっています。
「旬」という単位を先に理解しておく
カラーシングでは、1か月を3つに区切った「旬(じゅん)」という単位が随所で使われます。
| 呼び方 | 期間 |
|---|---|
| 上旬 | 1日〜10日 |
| 中旬 | 11日〜20日 |
| 下旬 | 21日〜月末 |
9旬はこの区切りが9回ぶん、つまりおおよそ3か月です。「3か月も待つのか」と感じるかもしれませんが、逆に言えば3か月ぶんの準備時間が手に入ったということでもあります。この期間の使い方で、次の結果はかなり変わります。
なぜ待機期間がこれほど長いのか
公式に理由が説明されているわけではありませんが、制度の作りから推測できるのは、審査が「その場の実技テスト」ではなく「一定期間の配信活動」で判定される仕組みだということです。二次審査では3日間のおためし配信をしたうえで、3旬以内にリーグ25以上へ到達することが求められます。短期間で何度も受け直せる設計にすると、この判定自体が成立しなくなります。
いずれにせよ、受験生が「とりあえず出願」を繰り返せない仕組みになっている以上、次の1回を大切にする以外にありません。
【公式】再挑戦できる時期は「9旬ずつ」延びていきます
二次審査に通らなかった場合に配信権がなくなる期間は、公式に数式のような形で示されています。
1回目剥奪後の9旬後に2回目、2回目剥奪後の18旬後、3回目は27旬後, ・・・, n回目は9n旬後と再挑戦に必要な期間は9旬ずつ伸びます。
旬は10日前後なので、目安にするとこうなります。
| 不合格の回数 | 次に挑戦できるまで | おおよその期間 |
|---|---|---|
| 1回目 | 9旬後 | 約3か月 |
| 2回目 | 18旬後 | 約6か月 |
| 3回目 | 27旬後 | 約9か月 |
2回目以降は倍々で重くなります。 「またダメでも3か月待てばいい」ではありません。ここが、勢いで再挑戦しないほうがいい理由です。
再挑戦できる時期が来ても、通知は来ません
これも公式に明記されています。
再挑戦可能な旬を迎えても通知やお知らせはされません。
ただし確認する方法はあります。
配信できない期間中に、フッターにある「配信ボタン」をタップいただくと……「二次審査通過条件を満たしていないため、配信できません 再度二次審査に挑戦 (配信) が可能になるのは〇年〇月〇旬以降です」
配信ボタンを押せば、いつから再挑戦できるかが分かります。 カレンダーに入れておきましょう。
一次審査に落ちた場合は、待たなくていい
混同されやすいのですが、9旬のルールは二次審査の話です。 一次審査については、公式はこう書いています。
一度一次審査不合格となった場合でも、審査の申し込みすることは可能です。ただし、基準自体、もしくはご自身の実績または歌唱力に大きく変更がない限り、何度お申込みいただいても審査結果が変わることはありません。
つまり期間の制限はないが、中身が変わっていなければ結果も変わらないということです。「とりあえずもう一度出す」は意味がありません。実績か歌唱力、どちらかを動かしてから出し直してください。何が評価されるのかは審査基準の記事に、公式の3パターンを整理してあります。
審査を受けるかまだ決めていない方も、分からない点を事務所へ確認できます。 質問できる内容と、連絡後の流れを見る →
落ちた原因を切り分ける
立て直しの第一歩は、どの段階でつまずいたのかをはっきりさせることです。カラーシングの審査は二段構えなので、原因の性質がまったく違います。
| 段階 | 内容 | つまずきの性質 |
|---|---|---|
| 一次審査 | 申し込みフォームからの申請。通過者には通常、申請後5営業日以内に連絡 | 申請内容やプロフィールなど、配信前の準備の問題 |
| 二次審査 | 3日間の「おためし配信」後、3旬以内にリーグ25以上で通過 | 配信の組み立て方や継続の問題 |
一次でつまずいた場合に見直すところ
一次審査は、実際に配信する前の段階です。ここでうまくいかなかったなら、見直すべきはプロフィールや申請の中身になります。
- プロフィール写真や自己紹介文が、どんな配信をする人なのか伝わる内容になっているか
- そもそも利用条件を満たしているか(18歳以上であること。18歳未満は保護者の同意があっても利用できません)
- 配信できる端末を持っているか(配信はiOS(iPhone)のみ。Android端末では配信できません)
プロフィールの整え方についてはカラーシングの審査に通るプロフィールの作り方|写真・自己紹介・楽曲で具体的に扱っています。また、そもそも申し込み手順に抜けがなかったかを確認したい方はカラーシングの一次審査|申し込み方法と通過までの日数を実際の流れで解説を読み直してみてください。
二次でつまずいた場合に見直すところ
二次審査は、おためし配信を経てリーグ25以上に到達できるかが問われます。ここで届かなかった場合、原因はだいたい次のどれかに収まります。
- 配信の絶対量が足りなかった:おためし配信は3日ですが、そのあとリーグ25に到達するには継続して昇格戦に参加する必要があります
- 締め時間と生活リズムが噛み合っていなかった:締め時間は昇格戦の経験値が確定する時刻で、初回配信時に自分で選びます
- 歌いっぱなしで会話がなかった:運営が推奨するバランスは1時間の配信で3〜6曲程度、歌と雑談は半々くらいです
- 機材トラブルで配信の質が安定しなかった:歌唱時にBluetoothイヤホンは使えません。有線イヤホンが必要です
特に3つ目は見落とされがちです。カラーシングのライブスコアは、ギフト使用のボリュームをベースにしつつ、「コメント」「視聴」「いいね」「ギフト使用」の各項目について、総数・人数・継続した人数が加点されていきます。つまり「何人が、どれだけ関わり続けたか」が効いてくる設計です。歌い続けるだけの配信では、コメントも継続視聴も生まれにくくなります。
約3か月をどう使うか:立て直しの実践プラン
待機期間は罰ではなく、準備期間として使えます。おすすめの配分を月ごとに示します。
1か月目:環境と生活リズムを固める
まず、配信のための土台を整えます。
- 配信用のiPhoneを確保する
- 有線イヤホンを用意し、実際に歌って音のバランスを確認する
- 1週間のうち、どの曜日の何時なら安定して1時間確保できるかを書き出す
- 深夜1:00〜1:30は配信できない点も踏まえて、時間帯を決める
ここは地味ですが、いちばん効きます。次の審査で「今日は時間が取れなかった」を繰り返さないための土台づくりです。
2か月目:リーグと昇格戦の仕組みを理解する
二次審査で落ちた人ほど、この期間の価値が大きくなります。カラーシングのリーグは1から始まり、毎日おこなわれる昇格戦で上がっていきます。降格はありません。1日で得られる経験値は+1、+2、+3のいずれかで、その境目を「ボーダー」と呼びます。
ボーダーの値は締め時間の30分前から表示され、締め時間に向かって増えていきます。また「保証値」という、ボーダーが急に跳ね上がるのを防ぐ仕組みもあり、そこに到達すれば経験値の獲得が保証されます。
この動きを頭に入れておくと、限られた配信時間をどこに置くべきかが見えてきます。仕組みの全体像はカラーシングのリーグとは?昇格戦の仕組みをやさしく解説、リーグ25という水準の現実的な難易度はカラーシングの二次審査「リーグ25」はどれくらい大変?到達までの現実的な道のりで確認できます。
3か月目:おためし配信3日間の設計図を作る
再申請が近づいたら、次のおためし配信をどう使うかを具体的に決めます。ここで押さえておきたい事実がひとつあります。
おためし配信は連続した3日でなくてかまいません。実際に配信した日だけがカウントされ、1日あたりの時間や曲数の指定もありません。さらに、おためし配信中も報酬(ダイヤ)の対象です。
つまり「3日連続で空いている週」を探す必要はなく、自分にとっていちばん条件のいい3日を選べるということです。設計の考え方はカラーシングのおためし配信とは?3日間の使い方で合否が変わる理由とカラーシングの二次審査の「壁」を越える方法|おためし配信3日間の設計にまとめています。
待機期間中に「聴く側」を経験しておく
意外と効果があるのが、リスナーとしてアプリを使ってみることです。配信する側になると見えなくなるものが、見る側にいるとよく分かります。
たとえばカラーシングには「スーパーいいね」という応援の仕組みがあります。視聴中に数分ごとにチャージされ、たまったら押せるもので、0.1コイン分の応援効果があります。実際に自分で押してみると、どのタイミングで押したくなるのか、逆にどんな進行だと押す気になれないのかが体感で分かります。
また、リスナーが貯める「推しPt」という指標もあります。これはリスナーとLシンガーの絆を表すもので、旬と月間で集計され、ギフト利用のコイン数、視聴時間、5回以上スーパーいいねしたDAY数などで増えていきます。一定数たまるとリスナー側が「推しバッジ」を獲得します。こうした仕組みを見る側から知っておくと、配信中に何を意識すべきかの解像度が上がります。
やってしまいがちな、間違った立て直し方
別アカウントを作って受け直す
待機期間を回避しようとして新しいアカウントを作るのは、規約上のリスクがあります。判断に迷う場合は自己判断で動かず、公式FAQや運営への問い合わせで確認してください。
「事務所に入れば通る」と考える
これは誤解です。事務所に所属しても審査基準は変わらない、というのが運営の公式見解です。所属したから合格しやすくなるという抜け道は存在しません。
ただし、仕組みの理解や配信の組み立て方を相談できる相手がいることは、準備の質には確実に影響します。基準が下がるのではなく、こちらの精度が上がるという話です。この違いはカラーシングの審査は事務所所属だと有利?公式の見解と本当のところで整理しています。
歌の練習だけに全振りする
歌が磨かれるのは良いことですが、審査で見られているのは歌唱の技術点だけではありません。歌の練習と並行して、配信の組み立てや時間の確保にも手を入れないと、同じ結果になりやすくなります。
ひとりで抱え込まないという選択肢
落ちたあとは、どうしても「自分には向いていないのでは」と考えがちです。ですが実際には、仕組みの理解不足や環境の問題であることが少なくありません。第三者に現状を話すだけで、原因が思ったより単純だったと分かるケースもあります。
私たちコアミュは、音楽教室「コアミュージックスクール」(2011年〜)を母体とするColorSing公認の事務所です。現役のボイストレーナーが在籍していて、手数料は0%、入会金や月会費、ノルマもありません。顔出しなしの「声だけ配信」も歓迎していますし、全国どこからでもオンラインで所属できます。相談窓口はLINEです。
なお、事務所への加入は本人がアプリから申請し、事務所が承認する形で成立します。事務所側から一方的に加入させることはできませんし、退会は本人の操作でいつでもできて事務所の承認も不要です。ここは安心してよい部分です。
【公式】審査を受け直さずに通る道が、もう1つあります
再申請の話をしてきましたが、実は一次審査そのものを免除される公式ルートがあります。落ちてしまった方こそ、こちらを知っておく価値があります。
ColorSingには#TheOnePhraseという、15秒ほどの1フレーズの歌声だけで競うイベントがあります。名前も映像もサムネイルも伏せられた状態で投票されるため、純粋に声だけで評価されます。そして公式FAQに、こう書かれています。
ColorSingでまだ配信していない人を対象に、#TheOnePhraseで300位以内(シルバー賞)に入ると、一次審査が免除されるキャンペーンを実施しています。
| キャンペーン | 対象 | もらえるもの |
|---|---|---|
| 300位以内で一次審査免除 | ColorSing未配信・一次審査未通過の方 | 一次審査の通過 |
| 300位以内+二次審査通過 | 上で一次審査を通過した方 | 2万ダイヤ(=現金2万円相当) |
| 300位以内を紹介 | Lシンガー限定 | 1万ダイヤ(紹介人数の上限なし) |
落ちた人にとって、何が違うのか
一次審査は、実績や歌唱力を書類とURLで判断されます。だから「実績がまだ無い」という一点で止まってしまう方が出ます。
一方で#TheOnePhraseは投票で決まります。フォロワー数もSNSの実績も関係ありません。15秒の歌声だけで勝負できるということです。書類で落ちた方にとっては、まったく別の土俵だといえます。
しかも公式は、匿名で参加できることを明記しています。
匿名(自動で割り振られるニックネーム)でもエントリー可能で、自分のユーザ名を明かすことなく(晒されることなく)実力を試すことも可能です。
入賞しなかったという情報も参加したという情報もアプリ内で不特定多数に公開されない
落ちても誰にも知られません。 再挑戦のコストが、ほぼゼロだということです。
対象になる条件
- エントリー期間終了時点でColorSing未配信かつ、一次審査未通過
- LINE連携済で、サブアカウント/グレーアカウント判定なし
- 退会したあとの新規登録(いわゆる転生)ではない
- BANや機能制限中でもなく、BAN歴が多くはない
- 🚨 iOSユーザのみが対象(Androidは録音自体ができません)
「一次審査未通過」が条件に入っているので、落ちた経験があること自体は不利になりません。むしろ対象そのものです。
録音には有線イヤホンが必須(Bluetooth不可)で、エントリー期間中は何度でも録り直せます。一発録りではありません。詳しくは#TheOnePhraseとは?一次審査が免除される仕組みにまとめました。
※このキャンペーンは公式に「予告なく終了する場合があります」と明記されています。現在も実施されているかは、アプリ内のバナーでご確認ください。
よくある質問
Q. 落ちたことは他の人に分かりますか?
審査結果が公開される仕組みは案内されていません。詳細は公式FAQでご確認ください。
Q. 待機期間中もアプリは使えますか?
視聴者としてアプリを使うことはできます。この期間に他のLシンガーの配信を見て、コメントの流れや進行の組み立てを観察しておくと、次の準備になります。
Q. 再申請のときも、また3日間のおためし配信からですか?
制度としては一次審査・二次審査という流れが定められています。再受審時の細かな取り扱いは変更される可能性があるため、申し込み前に公式FAQで最新の条件をご確認ください。
再申請の前に落ちた原因を整理するなら、カラーシングの審査に通らない5つの理由と、その直し方で5つの確認点を見直してみてください。
まとめ
カラーシングの審査に落ちた場合、再申請までは初回で9旬後(およそ3か月後)、以降も9旬ずつ延びていきます。すぐには受け直せないぶん、次の1回の精度を上げるしかありません。
やるべきことは3つです。まず、一次でつまずいたのか二次でつまずいたのかを切り分けること。次に、端末・有線イヤホン・配信時間帯という土台を固めること。そして、リーグと昇格戦の仕組みを理解したうえで、おためし配信3日間の使い方を設計しておくことです。
3か月は長く感じますが、何も準備せずに再挑戦するより、ずっと勝算のある時間の使い方ができます。焦らず、順番に積み上げていきましょう。



