カラーシングの審査に通らない、あるいは通らないのではと不安になっている方へ。この記事では、審査でつまずきやすい5つの理由を、仕組みの側から順番に整理します。どれも「才能がないから」ではなく、知っていれば避けられるものばかりです。直し方までセットで解説します。
カラーシングの審査に通らないとき、まず疑うべきこと
カラーシング(ColorSing)で配信するには「Lシンガー」の資格が必要で、そのための審査は2段階に分かれています。
- 一次審査…申し込みフォームを送る。通過者には通常、申請後5営業日以内に連絡
- 二次審査…3日間の「おためし配信」を行い、3旬以内にリーグ25以上に到達する
「審査に通らない」と検索している方の多くは、二次審査でつまずいています。そしてその原因は、歌の実力そのものよりも仕組みの読み違いにあることが少なくありません。
もうひとつ、先に知っておいてほしい前提があります。落ちた場合、初回は9旬後(およそ3か月後)まで再受審できず、以降も9旬ずつ延びていきます。「旬」は月を3つに区切った単位で、上旬=1〜10日、中旬=11〜20日、下旬=21日〜月末です。つまりやり直しのコストが非常に高い。だからこそ、つまずきポイントを事前に潰しておく価値があります。
理由1:配信できる環境が整っていない
もっとも単純で、もっともよくあるつまずきです。カラーシングには、始める前に確認しておくべき条件がいくつかあります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 配信端末 | 配信はiOS(iPhone)のみ。Android端末では配信できません(視聴は可能) |
| イヤホン | 歌唱時にBluetoothイヤホンは使えません。有線イヤホンが必要です |
| 配信できない時間 | 深夜1:00〜1:30は配信できません |
| 年齢 | 18歳以上。18歳未満は保護者の同意があっても利用できません |
直し方
審査に申し込む前に、この4点を一つずつ確認してください。とくに多いのが、手持ちのワイヤレスイヤホンで始めようとして初日につまずくケースです。有線イヤホンは事前に用意し、実際に音が出るところまで確かめておきましょう。使えるiOS端末が身近にない場合は、そこから解決する必要があります。
審査を受けるかまだ決めていない方も、分からない点を事務所へ確認できます。 質問できる内容と、連絡後の流れを見る →
理由2:おためし配信の3日間を「消化」してしまう
二次審査の3日間は、連続している必要がありません。実際に配信した日だけがカウントされ、1日あたりの時間や曲数の指定もありません。この自由度は本来ありがたいものですが、裏目に出ることがあります。
- 慌てて3日連続で詰め込む…準備も練習も足りないまま3日を使い切ってしまい、あとは3旬以内にリーグ25へ到達する挑戦だけが残る
- 逆に間を空けすぎる…気づけば3旬の期限が近づいていて、時間が足りなくなる
直し方
おためし配信を「試験の3日間」ではなく、本番のスタート3日間と考えてください。始める前にカレンダーを開き、3旬の期限日と、自分が配信できる曜日・時間帯を先に書き込みます。そのうえで、1日目・2日目・3日目に何を試すかを決めておくと、貴重な3日が無駄になりません。組み立て方はおためし配信の使い方で詳しく扱っています。
理由3:歌と雑談のバランスが偏っている
公式が示している推奨バランスは、1時間の配信で3〜6曲程度、歌と雑談は半々くらいです。この目安から大きく外れると、配信が続きにくくなります。
- 歌いすぎる…途中から入ってきた人が話しかけるタイミングを失い、静かなまま離脱してしまう
- 雑談に寄りすぎる…歌を聴きに来た人の期待とずれる。歌のアプリである以上、ここは軽視できません
直し方
時計を見ながら「1曲歌ったら数分は話す」と決めてしまうのがいちばん簡単です。話すことが浮かばない方は、曲ごとに「この曲を知ったきっかけ」「歌うときに難しいところ」など一文ずつメモしておくと、無言の時間が消えます。歌う曲は事前に20曲ほどリスト化しておくと、選曲で止まりません。
理由4:入口(プロフィール)が整っていない
二次審査で必要なリーグ25への到達には、配信のライブスコアが関わります。ライブスコアはギフト使用のボリュームがベースで、そこに「コメント」「視聴」「いいね」「ギフト使用」それぞれの総数・人数・継続した人数が加点される仕組みです。
ここで気づいてほしいのは、どの項目も「人が入ってこないと1件も発生しない」ということ。歌の練習をどれだけ積んでも、入室してもらえなければスコアは動きません。そして初見の人が入室を決める材料は、プロフィール写真と短い自己紹介文です。
直し方
写真は明るく、小さく表示されても何が写っているか分かる構図に。自己紹介には「歌うジャンル」「配信する時間帯」「どんな雰囲気か」を短く書きます。顔出ししない場合も、画像を初期設定のまま放置しないでください。具体的な整え方は審査に通るプロフィールの作り方にまとめています。
理由5:昇格戦の仕組みを知らずに走っている
リーグは1から始まり、毎日おこなわれる昇格戦で上がっていきます。降格はありません。1回の昇格戦で得られる経験値は+1・+2・+3のいずれかで、その境目を「ボーダー」と呼びます。
知っておきたいポイントは次の3つです。
- 締め時間は初回配信時に自分で選ぶ…昇格戦の経験値が確定する時間です
- ボーダーの値は締め時間の30分前から表示され、締め時間に向けて増えていきます
- 保証値という仕組みがあり、到達すると経験値の獲得が保証されます(ボーダーが急に跳ね上がるのを防ぐためのものです)
これを知らないと、締め時間の直前に配信していない、あるいは締め時間そのものを生活リズムに合わない時刻にしてしまう、といったもったいない状態が起きます。
直し方
まず、自分の締め時間を把握してください。そのうえで、締め時間の前後に配信できる生活リズムかどうかを見直します。仕事終わりに配信するのに締め時間が夕方だと、毎日ぎりぎりの戦い方になってしまいます。締め時間の考え方は締め時間の決め方で解説しています。
【公式が明言】「歌以外の魅力」では通りません
ここまで挙げた5つの理由に加えて、公式がはっきり書いている、身も蓋もない一文を紹介しておきます。一次審査の基準Cについての記述です。
この基準では、歌があまりうまくなく、配信をこのアプリではじめたいという方は、たとえビジュアルが優れていたり歌以外の一芸が優れていても受からない可能性が高いです。
そして、こう続きます。
一旦他サービス等で実績を残すか、歌うまとなる特訓をして、再審査の申し込みをお願いいたします。
「実績を作る」か「歌を鍛える」かの二択を、運営自身が提示しています。他の配信アプリで通用する武器(見た目・トーク・キャラ)が、ここでは効かないということです。
もうひとつ、全パターンに共通している条件
公式の3つの基準(A・B・C)を見比べると、唯一すべてに入っている条件があります。
継続的に配信頻度が平均週3以上の配信がコミットできる
歌のうまさの基準はパターンによって大きく違いますが、週3以上だけは3つとも共通です。「通らない理由」を探すとき、歌や実績より先に「週3で続けられる生活になっているか」を確認してください。ここが崩れていると、どの基準にも乗れません。
各パターンの詳細はカラーシングの審査基準を徹底解説で、公式の原文とあわせて整理しています。
5つの理由を1枚にまとめると
| つまずき | 直し方の要点 |
|---|---|
| 環境が整っていない | iOS端末・有線イヤホン・配信可能な時間帯を申し込み前に確認 |
| 3日間を消化してしまう | 3旬の期限と配信できる曜日を先にカレンダーへ。3日は本番のスタート |
| 歌と雑談が偏る | 1時間3〜6曲・半々を目安に。曲ごとの一言メモを準備 |
| 入口が整っていない | 写真は明るく大きく、自己紹介にジャンル・時間帯・雰囲気 |
| 昇格戦を知らない | 締め時間を把握し、生活リズムに合うか見直す |
番外編:見落とされがちな3つの小さなつまずき
1. 申請そのものが完了していない
審査の申し込みは、プロフィール右上の「≡」→「設定」→「審査申し込みフォーム」(または配信ボタン)から行います。入力の途中でアプリを閉じてしまい、送信できていなかった、という例は珍しくありません。「連絡が来ない」と思っていたら申請自体が届いていなかった、というのはいちばんもったいないパターンです。
2. 事務所の承認が済んでいない
事務所に所属して受ける場合は、先にサポートプランへの加入申請を出し、事務所側の承認を受けてから審査申し込みに進みます。この順番が抜けていると、そこで止まります。なお、加入申請は事務所への事前相談が前提で、承諾のない申請は却下される運用です。
3. 通知に気づいていない
カラーシングのサインインはLINEまたはAppleアカウントです。ふだん使っていない方のアカウントで登録していると、通知に気づきにくくなります。アプリ内のお知らせ欄、そしてメールの迷惑メールフォルダも確認してみてください。日数の目安については審査結果は何日で来る?で詳しく扱っています。
申し込み前セルフチェックリスト
ここまでの内容を、申し込み前に確認できる形にまとめました。ひとつでも「いいえ」があるなら、そこを埋めてから申し込むほうが安全です。
- 配信に使えるiPhoneが手元にありますか
- 有線イヤホンを用意し、実際に音が出ることを確かめましたか
- 18歳以上ですか
- 週に何日、何時ごろ配信できるかを具体的に決めましたか
- 3旬の期限日をカレンダーに書き込みましたか
- 歌える曲を20曲ほどリスト化しましたか
- そのうち「どんな日でも8割の出来で歌える鉄板曲」を3曲以上選びましたか
- プロフィール写真は明るく、小さくても分かるものになっていますか
- 自己紹介に、歌うジャンル・配信時間帯・雰囲気を書きましたか
- 締め時間を、自分の生活リズムに合う時刻にできそうですか
10項目すべてを完璧にする必要はありません。ただ、環境まわりの上位3つだけは、申し込み前に必ず片づけておいてください。ここは努力や才能ではなく、単なる段取りで解決できる部分だからです。
それでも通らなかったときは
準備を尽くしても結果が出ないことはあります。そのときは、次の再受審まで9旬(約3か月)の時間があると考えてください。この期間は「待たされる時間」ではなく、選曲を増やし、声を整え、話し方に慣れるための時間として使えます。立て直しの手順は審査に落ちたときの再申請と立て直し方にまとめています。
ひとりで原因を切り分けるのが難しいと感じたら、第三者の目を借りるのも手です。ColorSing公認事務所のコアミュは、2011年から続く音楽教室「コアミュージックスクール」が母体で、現役のボイストレーナーが在籍しています。手数料0%、入会金・月会費・ノルマなし。全国どこからでもオンラインで所属でき、顔出しなしの声だけ配信も歓迎です。相談はLINEから受け付けています。
なお、事務所に入ったからといって審査基準が変わることはありません。運営もその点を公式に示しています。あくまで準備の相談相手が増えるという位置づけです。
「うまくないから通らない」と思う前に
審査に通らないと、どうしても「自分の歌が下手だからだ」と考えてしまいます。気持ちは分かりますが、ここまで見てきたつまずきの多くは、歌唱力とは別の場所にありました。端末とイヤホン、3日間の使い方、歌と雑談の配分、プロフィール、締め時間——どれも段取りの問題です。
そして、二次審査の条件そのものも、歌唱力の絶対値を測る形にはなっていません。3旬という期間のなかで、配信を組み立てて続けられるかが問われています。リーグは1から始まり、毎日の昇格戦で上がり、降格はありません。休んでもランクが下がる仕組みではない以上、続けた人が前に進む設計です。
だからこそ、まずは止まらないで済む形を作ることを優先してください。歌の練習は、その形ができたあとでも十分に間に合います。順番を逆にすると、練習に時間を使いすぎて期限が近づき、焦って崩れる——という流れになりがちです。
【公式】審査を受け直さずに通る道が、もう1つあります
再申請の話をしてきましたが、実は一次審査そのものを免除される公式ルートがあります。落ちてしまった方こそ、こちらを知っておく価値があります。
ColorSingには#TheOnePhraseという、15秒ほどの1フレーズの歌声だけで競うイベントがあります。名前も映像もサムネイルも伏せられた状態で投票されるため、純粋に声だけで評価されます。そして公式FAQに、こう書かれています。
ColorSingでまだ配信していない人を対象に、#TheOnePhraseで300位以内(シルバー賞)に入ると、一次審査が免除されるキャンペーンを実施しています。
| キャンペーン | 対象 | もらえるもの |
|---|---|---|
| 300位以内で一次審査免除 | ColorSing未配信・一次審査未通過の方 | 一次審査の通過 |
| 300位以内+二次審査通過 | 上で一次審査を通過した方 | 2万ダイヤ(=現金2万円相当) |
| 300位以内を紹介 | Lシンガー限定 | 1万ダイヤ(紹介人数の上限なし) |
落ちた人にとって、何が違うのか
一次審査は、実績や歌唱力を書類とURLで判断されます。だから「実績がまだ無い」という一点で止まってしまう方が出ます。
一方で#TheOnePhraseは投票で決まります。フォロワー数もSNSの実績も関係ありません。15秒の歌声だけで勝負できるということです。書類で落ちた方にとっては、まったく別の土俵だといえます。
しかも公式は、匿名で参加できることを明記しています。
匿名(自動で割り振られるニックネーム)でもエントリー可能で、自分のユーザ名を明かすことなく(晒されることなく)実力を試すことも可能です。
入賞しなかったという情報も参加したという情報もアプリ内で不特定多数に公開されない
落ちても誰にも知られません。 再挑戦のコストが、ほぼゼロだということです。
対象になる条件
- エントリー期間終了時点でColorSing未配信かつ、一次審査未通過
- LINE連携済で、サブアカウント/グレーアカウント判定なし
- 退会したあとの新規登録(いわゆる転生)ではない
- BANや機能制限中でもなく、BAN歴が多くはない
- 🚨 iOSユーザのみが対象(Androidは録音自体ができません)
「一次審査未通過」が条件に入っているので、落ちた経験があること自体は不利になりません。むしろ対象そのものです。
録音には有線イヤホンが必須(Bluetooth不可)で、エントリー期間中は何度でも録り直せます。一発録りではありません。詳しくは#TheOnePhraseとは?一次審査が免除される仕組みにまとめました。
※このキャンペーンは公式に「予告なく終了する場合があります」と明記されています。現在も実施されているかは、アプリ内のバナーでご確認ください。
まとめ
- 審査に通らない原因は、歌の実力より仕組みの読み違いであることが多い
- 環境(iOS端末・有線イヤホン・深夜1:00〜1:30は配信不可・18歳以上)は申し込み前に確認する
- おためし配信の3日間は連続でなくてよい。3旬の期限から逆算して計画を立てる
- 歌と雑談は1時間で3〜6曲、半々くらいが推奨バランス
- プロフィールが弱いと入室が起きず、スコアの各項目がそもそも発生しない
- 昇格戦は毎日。締め時間を把握し、生活リズムに合わせる
- 落ちると初回で9旬(約3か月)待ち。準備を整えてから申し込むのが結局いちばん早い
制度の細かい条件は更新されることがあります。最新の内容は公式FAQをあわせてご確認ください。



