この記事では、カラーシング(ColorSing)の「歌ダイヤ」がどう決まるのか、単価と倍率という2つの要素の関係、そして「1曲歌うといくらになるのか」を考えるときの正しい順番を解説します。数字を断定するのではなく、自分で確認・計算できる形で整理しました。
カラーシングの歌ダイヤ単価とは?まず仕組みから
カラーシングは、カラオケ音源で歌って配信できる「歌に特化したライブ配信アプリ」です。その中心にあるのが歌ダイヤという報酬です。
歌ダイヤには、他の配信アプリとくらべて分かりやすい特徴があります。
- 1曲歌うごとに獲得できる
- リスナーがギフト(投げ銭)を使わなくても発生する活動報酬
- 付与は配信した翌日の早朝5時までにおこなわれる
- 金額は単価 × 倍率で決まる
とくに2つ目が大きなポイントです。「誰かがギフトをくれないと何ももらえない」という仕組みではなく、歌えばそのぶん積み上がる設計になっています。だからこそ「1曲あたりいくらなのか」が気になるわけです。
歌ダイヤ以外の報酬(雑談ダイヤ・継続報酬ダイヤ)も含めた全体像は、カラーシングの報酬制度を図解|歌ダイヤ・雑談ダイヤ・継続報酬のちがいで整理しています。
「単価 × 倍率」の意味を分解する
歌ダイヤは、次の式で決まります。
歌ダイヤ = 単価 × 倍率
この2つは役割がまったく違います。
| 要素 | 役割 |
|---|---|
| 単価 | 1曲あたりの土台になる部分 |
| 倍率 | その土台を何倍にするかを決める部分 |
買い物にたとえるなら、単価が「定価」で、倍率が「ポイント◯倍デー」のようなものです。同じ1曲でも、倍率がかかる状態かどうかで結果が変わります。
具体的な数字はここには書きません
ここで正直にお伝えします。単価が何ダイヤなのか、倍率がどの条件で何倍になるのかという具体的な数値は、この記事では書きません。
理由は2つあります。ひとつは、こうした数値は条件が変わりうるものだからです。ネット上には具体的な数字を書いた情報もありますが、それがいつ時点のもので、どこまで正確なのかを第三者が保証することはできません。もうひとつは、間違った数字をもとに計画を立てると、あとで「思っていたのと違う」という結果につながるからです。
単価と倍率の最新の条件は、アプリ内の表示および公式FAQでご確認ください。ここでは、確認した数字を自分で活かすための「考え方」をお伝えします。
報酬の仕組みだけ確認したい方へ。事務所として分かる範囲でお答えしています。 質問できる内容と、連絡後の流れを見る →
【公式】歌ダイヤは曲数・単価・倍率で決まる
公式FAQでは、歌ダイヤを一律の1曲単価ではなく、歌った曲数、歌ダイヤ単価、歌ダイヤ倍率の3要素で計算する仕組みとして説明しています。
1️⃣: 歌った曲数, 2️⃣ 歌ダイヤ単価, 3️⃣ 歌ダイヤ倍率の3つをかけたものが歌ダイヤになります。
1️⃣
1日あたりで歌った曲数
(※歌ダイヤ獲得権を消費した曲数分に限定)
歌ダイヤの計算には、1日あたりで歌った曲数ではなく、
歌ダイヤの
[FAQ] ダイヤ獲得権
を消費した曲数分
で計算します。
歌ダイヤ獲得権は持っている曲数分しか使用できないので、たとえば、3分以上の曲を歌った数が10曲だったとしても、歌ダイヤ獲得権が5曲分しかない場合は、消費量は
5曲分
になります。
また、ダイヤ獲得権を多く持っていたとしても、1日あたりで使用できる歌ダイヤ獲得権には10曲までの上限があります。
歌ダイヤ倍率は、獲得できる歌ダイヤにかかる倍率のことです。
[FAQ] 昇格戦メーター
の値と1日の間(※)に歌った曲数の値と当日の盛り上がりに応じて、以下のように倍率が決まります。
計算対象の曲数は、実際に歌った曲数ではなく、歌ダイヤ獲得権を消費した曲数分です。獲得権が足りなければ歌った全曲が対象にはならず、1日に使える獲得権も10曲までです。短い曲は歌唱時間に応じて消費数が少なくなります。
Lシンガーは、配信後に曲数、獲得権の消費数、当日の単価、メーターと倍率を分けて確認します。固定の収入額を1曲へ当てはめず、ダイヤ明細に実際に反映された結果を基準にしてください。
「1曲歌うといくら?」を正しく考える順番
じつは「1曲いくら」という問いは、そのままでは答えが出ません。歌ダイヤはあくまでダイヤであって、円ではないからです。円に変わるのは換金したときで、そこにもうひとつのルールが挟まります。
順番に整理すると、こうなります。
| 段階 | 何が決まるか |
|---|---|
| 1. 歌う | 1曲ごとに歌ダイヤの対象が発生する |
| 2. 翌日の早朝5時まで | 単価 × 倍率で計算されたダイヤが付与される |
| 3. ダイヤを貯める | 保有ダイヤが増える(有効期限は180日) |
| 4. 換金する | 換金するダイヤ量に応じたレートで円に変わる |
4段階目が重要です。カラーシングの換金レートは3段階で、一度に換金する量が多いほど1ダイヤの価値が上がります。
| 条件1:交換するダイヤ数 | 条件2:過去半年の最大リーグ | 換金レート |
|---|---|---|
| 1万ダイヤ以上 3万ダイヤ未満 | (条件なし) | 0.6円 |
| 3万ダイヤ以上 5万ダイヤ未満 | リーグ15以上 | 0.8円 |
| 5万ダイヤ以上 | リーグ25以上 | 1円 |
🚨 ここは間違えやすいところです。換金レートはダイヤ数だけでは決まりません。ダイヤ数の条件と、過去半年の最大リーグの条件の両方を満たす必要があります(0.8円にはリーグ15以上、1円にはリーグ25以上)。公式FAQにも「条件1と2の両方の条件を満たすとより高い換金レートで交換が可能です」と書かれています(換金に必要なダイヤ数)。たとえば5万ダイヤをためても、過去半年の最大リーグが25に届いていなければ1円にはならず、0.8円または0.6円になります。自分の場合いくらになるかはダイヤ換金シミュレーターで計算できます。
つまり、まったく同じ1曲でも、あとでどう換金するかによって円換算の価値が変わるということです。同じ歌ダイヤ数でも、0.6円で換金するのと1円で換金するのとでは、1曲の重みが違ってきます。
この点は、単価や倍率を細かく追いかけるより、実は影響が大きい部分です。詳しくはカラーシングの換金レートはなぜ3段階?損をしない換金タイミングをご覧ください。
自分で計算する式
アプリで単価と倍率を確認したら、次の式に当てはめれば自分の目安が出せます。
1曲あたりの円換算 =(単価 × 倍率)× 換金レート
この式に、自分が現実的に狙えるレート(0.6円/0.8円/1円のどれか)を入れて計算してください。これが、他人の数字ではなく自分の数字になります。
曲数はどれくらいがいいのか
「歌ダイヤは1曲ごとにもらえるなら、ひたすら歌えばいい」と考えたくなります。でも実際には、そう単純ではありません。
カラーシングが推奨しているバランスは、1時間の配信で3〜6曲程度、歌と雑談は半々くらいとされています。歌だけを詰め込むのではなく、あいだに会話をはさむ形です。
この推奨には理由があります。
- 歌唱中以外の時間には、雑談ダイヤが配信1時間あたりで発生する
- ライブスコアには、コメント・視聴・いいねといったリスナーの動きが加点される
- 歌いっぱなしだと、リスナーが反応する余白がなくなる
つまり、歌ダイヤだけを最大化しようとすると、雑談ダイヤやリーグ面での積み上げが薄くなる可能性があります。公式が示す3〜6曲・歌と雑談半々というバランスは、この全体最適に近い形だと考えると納得しやすいはずです。
「歌う」の質も大事にしたい
曲数の話とは別に、忘れたくないことがあります。カラーシングは歌に特化したアプリであり、聴きにくる人がいて成り立っています。数をこなすことばかりに気を取られると、聴く側の体験が置き去りになりかねません。
報酬の設計としても、コメントや視聴の継続といったリスナーの反応がライブスコアに効いてくる作りになっています。丁寧に歌うことと、報酬が積み上がることは、そこまで矛盾しないと考えていいでしょう。
【実測】歌えば歌うほど増える、わけではありません
ここで、当事務所の所属シンガー(20代・男性・顔出し配信)の実際の記録を見てください。配信時間・曲数とダイヤの関係です。
| 日 | 配信時間 | 歌った曲数 | 獲得ダイヤ |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 1時間32分 | 15曲 | 561 |
| 2日目 | 2時間53分(最長) | 16曲 | 493 |
| 3日目 | 1時間3分 | 10曲 | 442 |
| 4日目 | 1時間51分 | 14曲 | 873 |
1〜3日目を見てください。2時間53分やった日(493)より、1時間32分の日(561)のほうが多いという結果です。3倍近く長く配信しても、ダイヤはほとんど変わりませんでした。
理由:活動報酬には1日の上限がある
歌ダイヤに反映される曲数は1日10曲まで、雑談ダイヤは1日1時間までです。つまり1時間ちょっと配信して10曲歌った時点で、活動報酬ぶんは取り切ってしまうことになります。
管理画面には「ダイヤ獲得権」という残り枠の表示もあり、この時点では歌ダイヤ5曲分・雑談ダイヤ1.25時間分が残っていました。歌ダイヤはこの権利を消費する形で計算されるようで、権利が尽きた状態でいくら歌っても、そのぶんは報酬になりません。2日目に16曲歌ってもダイヤが伸びなかったのは、これで説明がつきます。
ただし4日目で、話が変わりました
4日目は1時間51分で873ダイヤ。2時間53分やった2日目(493)の、ほぼ倍です。時間はむしろ短いのに。
この日は応援してくれる方が増え、歌推しが3人から5人になりました。増えた約400ダイヤは、活動報酬ではなくギフト由来と考えられます。
ここから分かることは、はっきりしています。
| ダイヤの種類 | 1日の上限 | 増やし方 |
|---|---|---|
| 活動報酬(歌ダイヤ・雑談ダイヤ) | あり(10曲・1時間) | 日数を重ねる。1日あたりは伸ばせない |
| ギフト由来のダイヤ | なし | 応援してくれる人を増やす。長時間ほど機会が増える |
つまり「長く配信しても意味がない」のは、リスナーがまだ少ないうちだけです。応援が付き始めると、長時間配信の価値がはっきり出てきます。
だから、時期によって正解が変わります
- 始めたばかりで、まだ人が来ない時期:活動報酬が収入のほぼ全部。短くていいので毎日が効率的です。1時間ちょっとで上限に届きます
- 応援してくれる人が付いてきた時期:ギフトには上限がないので、長く配信するほど伸びます。ここからは時間をかける価値があります
- 審査期間中:リーグ(ライブスコア)が最優先なので、長時間。ダイヤはついてきます
「短時間で毎日がいい」と「長く配信したほうがいい」は、どちらも正しいのです。自分がいまどちらの段階にいるかで、答えが変わります。
3日間の全数値は【実録】カラーシングのおためし配信3日間で何が起きたかで公開しています。
曲数だけを追いかけると、何が起きるか
「歌ダイヤは1曲ごと」と聞くと、どうしても曲数を増やす方向に意識が向きます。ですが、それだけを追いかけると次のようなことが起こりがちです。
| 起きること | なぜそうなるか |
|---|---|
| 喉を痛める | 休憩なしで歌い続けると、声帯に負担がかかる |
| 雑談ダイヤが薄くなる | 雑談ダイヤは歌唱中以外の配信時間に応じて発生するため |
| リスナーが反応しづらくなる | コメントを打つ間がなくなり、やりとりが生まれにくい |
| 続かなくなる | 毎回フルスロットルだと、数ヶ月もたない |
とくに最後の「続かなくなる」は見落とされがちです。カラーシングの換金レートは、まとめて換金するほど有利な3段階になっています。継続報酬ダイヤに至っては、配信の半年後から効いてくる仕組みです。短期で無理をするより、半年・1年と続けられるペースを守るほうが、結果的に有利な設計になっていると考えてよいでしょう。
喉を守ることは、報酬を守ること
歌ダイヤは歌えるから発生するものです。喉を痛めて数週間歌えなくなれば、その間の歌ダイヤはゼロになります。地味ですが、のどのケアは報酬管理の一部だと考えてみてください。
- こまめに水分をとる(配信中に飲み物を手元に置く)
- キーが高すぎる曲を無理に原曲キーで歌わない
- 歌のあいだに雑談をはさんで、声を休ませる
- 調子が悪い日は曲数を減らす。休むことも選択肢に入れる
公式が推奨する「1時間で3〜6曲、歌と雑談は半々」というバランスは、こうした持続性の面から見ても理にかなっています。
キー設定を見直すだけで変わることもある
同じ曲でも、自分の声に合ったキーで歌うと、無理なく最後まで歌いきれるようになります。「高い音が出ないから避けていた曲」も、キーを下げれば選択肢に入ります。曲数を増やすより先に、いま歌っている曲が自分に合ったキーかどうかを見直すほうが、効果が出やすい場合があります。
歌ダイヤまわりでよくある疑問
Q. 歌った日の夜に確認したらダイヤが増えていません
歌ダイヤ・雑談ダイヤは、配信した翌日の早朝5時までに付与されます。当日の配信直後には反映されていないのが通常です。翌朝に確認してください。
Q. 何曲歌えば月に◯円になりますか?
この問いには答えられません。金額は活動量によって人それぞれだからです。週にどれくらい配信できるか、1回に何曲歌えるか、どのレートで換金するかで結果はまったく変わります。「◯曲で◯円」といった約束ができるものではない、という前提で計画してください。報酬全体の考え方はカラーシングは稼げる?稼げない?報酬の仕組みから正直に解説で扱っています。
Q. ノルマはありますか?
アプリ側の仕組みとして、歌ダイヤは歌った曲数に応じて発生するもので、目標未達のペナルティといった形ではありません。ただし事務所に所属する場合は、その事務所の方針によります。契約前に必ず確認してください。
Q. 配信できない時間帯はありますか?
あります。深夜1:00〜1:30は配信できません。また、配信ができるのはiOS(iPhone)のみで、Android端末からは配信できません(視聴は可能です)。歌うときは有線イヤホンが必要で、Bluetoothイヤホンは使えない点にも注意してください。
Q. 歌ダイヤと雑談ダイヤ、どちらを重視すべきですか?
どちらか一方に寄せる必要はありません。歌ダイヤは1曲ごと、雑談ダイヤは歌唱以外の配信時間に応じて発生するので、両方が同時に積み上がる形が自然です。公式の推奨バランス(1時間で3〜6曲、歌と雑談は半々)は、その両立を意識した目安だと考えられます。
Q. 倍率を上げる方法はありますか?
倍率がどういう条件で変わるのかについては、アプリ内の表示と公式FAQで確認してください。ここで推測を書くと、それをもとに間違った行動をとってしまう恐れがあります。確認した内容にもとづいて、自分の配信の組み立てを考えるのが確実です。
数字を追いかける前にやっておきたいこと
単価や倍率を細かく知ることより、先にやると効果が大きいことがあります。
- 自分の配信ペースを実測する:まず2〜3ヶ月、月末に残高をメモするだけでいい
- 期限を管理する:ダイヤの有効期限は180日。失効させないほうが、レートを1段上げるより優先度が高い
- 換金の計画を立てる:どのレートを狙うかを先に決めておく
期限の管理についてはカラーシングのダイヤに期限はある?失効させないための管理方法で具体的な方法を紹介しています。
ひとりで確かめづらいときは
「自分の歌い方でいいのか」「曲数のバランスはこれで合っているのか」は、ひとりだと確かめにくいところです。ColorSing公認の事務所であるコアミュは、音楽教室「コアミュージックスクール」(2011年〜)が母体で、現役のボイストレーナーが在籍しています。手数料0%、入会金・月会費なし、ノルマなし。相談窓口はLINEで、全国どこからでもオンラインで所属できます。顔出しなしの「声だけ配信」も歓迎です。
まとめ
- 歌ダイヤは1曲歌うごとに獲得でき、投げ銭がなくても発生する活動報酬
- 付与は配信した翌日の早朝5時まで。当日の夜に反映されていなくても心配いらない
- 金額は単価 × 倍率で決まる。具体的な数値はアプリ内の表示と公式FAQで確認する
- 円に変わるのは換金のとき。換金レート(0.6円/0.8円/1円)次第で1曲の価値も変わる
- 自分の目安は「(単価 × 倍率)× 換金レート」で計算できる
- 推奨バランスは1時間で3〜6曲、歌と雑談は半々くらい。歌を詰め込みすぎない
- 金額は活動量によって人それぞれ。「◯曲で◯円」という約束はできない
「1曲いくら」を知りたい気持ちはよく分かりますが、答えはアプリで確認した単価・倍率と、自分が狙う換金レートを掛け合わせて、自分で出すのがいちばん確実です。他人の数字ではなく、自分の数字を持ってください。なお条件は変更される可能性があるため、最新の内容は公式FAQでご確認ください。
※本記事の実測値は、当事務所所属Lシンガー1名(20代・男性・顔出し配信)の2026年8月の記録です。本人の同意を得て掲載しています。リーグ帯は性別・顔出し/声だけの部門ごとに分かれており、ボーダーの数値は部門・時期によって変わります。ライブスコアの計算方法は公式に公開されていないため、一部に推定を含みます。最新の仕様は必ず公式のよくある質問でご確認ください。



