施設で音楽の時間を作ろうとするとき、選択肢は大きく2つあります。地域の音楽ボランティアに来てもらうか、有料の外部講師(プロ)に頼むか。「ボランティアで十分では?」という声は施設内で必ず出るので、この記事では両者の違いと現実的な使い分けを、フラットに整理します。
結論:対立ではなく「使い分け」。軸は日程の確実性と内容の指定
先に結論です。ボランティアの良さは費用ゼロと地域とのつながり、有料講師の良さは日程・内容・質をこちらから指定できること。年間の音楽レクをすべてどちらかに寄せる必要はなく、多くの施設で両方を組み合わせる形が現実的です。
音楽ボランティアの良さと、頼みにくさ
良さ:
- 費用がかからない(交通費や謝礼程度のことはあります)
- 地域交流になる。「地域に開かれた施設」の実践そのもの
- 合唱団・ハーモニカサークルなど、団体ならではのにぎやかさがある
頼みにくさ:
- 日程はボランティア側の都合が優先。行事の日付に合わせて呼ぶのは難しいことが多い
- 内容はお任せになりがち。「この曲を」「参加型で」といった指定はしにくい
- 継続性が読めない。メンバーの高齢化などで、来年も来てもらえるかは分からない
- マイク・伴奏など技術面の質にはばらつきがある
これはボランティアの欠点ではなく、無償で来ていただく以上、施設側が条件を付けられないのは当然という構造の話です。
有料の外部講師の良さと、費用
良さ:
- 日程を指定できる。敬老会当日、毎月第2水曜、など行事や年間計画に組み込める
- 内容を相談・指定できる。利用者さまの世代に合わせた選曲、参加型の進行、時間配分
- 契約なので継続性がある。キャンセル時の扱いも事前に決められる
- 請求書払いで会計処理が明確
費用:訪問型の音楽レクサービスの公表価格帯で、定期は1回あたりおおむね11,000〜16,000円程度、単発イベントは16,000〜20,000円台(税・出張料の扱いに差あり)。詳しくは外部講師に頼む方法と料金相場にまとめています。
使い分けの実例パターン
- 日常のレクは職員+ときどきボランティア、行事はプロ:敬老会・クリスマス会など「外せない日」だけ有料講師で確実に押さえる、いちばん多い形
- 毎月の定期はプロ、ボランティアは来られるときに追加で:音楽レクを年間計画の柱にしたい施設向け。ボランティアの訪問は「うれしい上乗せ」になる
- まず単発でプロを試す:職員進行のレクがマンネリ化してきたタイミングで1回だけ頼み、反応を見て定期を検討する
判断のチェックリスト
次の質問に「はい」が多いほど、有料講師が向いています。
- 日付が決まっている行事で使いたい
- 曲目や進行に希望がある(参加型にしたい・世代に合わせたい)
- 毎月の年間計画に組み込みたい
- 中止・変更時のルールを明確にしておきたい
逆に「日程はいつでもいい」「地域交流が主目的」ならボランティアの良さが活きます。
川口市近隣で「行事だけプロに頼みたい」「定期の音楽レクを検討したい」施設さまは、川口駅前の音楽教室・コアミュージックスクールの訪問音楽レクリエーションをご覧ください。初回無料のモニター枠で、有料講師の違いを実際に確かめてから判断していただけます。


