マイクの種類と選び方|ダイナミック・コンデンサーの違いをプロが解説

ボーカル録音やライブパフォーマンスに欠かせないマイク。「ダイナミックマイク」「コンデンサーマイク」という言葉は聞いたことがあっても、具体的な違いや選び方がわからないという方は多いのではないでしょうか。この記事では、川口駅徒歩2分のコアミュージックスクールのボーカル講師監修のもと、マイクの種類と用途別の選び方を詳しく解説します。

ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの基本的な違い

マイクの仕組みは大きく2種類に分かれます。ダイナミックマイクは磁石とコイルで音を電気信号に変換する構造で、頑丈で湿気に強いのが特徴。ライブステージの定番です。一方、コンデンサーマイクは極薄の振動板(ダイヤフラム)で繊細な音も拾えるため、レコーディングスタジオで多く使われます。ファンタム電源(48V)が必要という点も大きな違いです。どちらが優れているということではなく、用途によって使い分けるのが正解です。

項目 ダイナミックマイク コンデンサーマイク
感度 低い(近くの音を拾う) 高い(繊細な音も拾う)
耐久性 高い(衝撃・湿気に強い) やや低い(デリケート)
電源 不要 ファンタム電源48V必要
価格帯 5,000〜30,000円 10,000〜100,000円以上
主な用途 ライブ・スタジオリハ レコーディング・配信
代表機種 SHURE SM58 / SM57 AKG C214 / Audio-Technica AT2020

ボーカル用マイクの選び方

ボーカルに使うマイクは、ライブかレコーディングかで選択が変わります。ライブならSHURE SM58に代表されるダイナミックマイクが鉄板。頑丈で、ハウリングにも強く、ほぼすべてのライブハウスに常備されています。自宅でのレコーディングや歌ってみた配信にはコンデンサーマイクがおすすめ。声の細かなニュアンスまで録れるため、表現力豊かな音源が作れます。初心者向けにはAudio-Technica AT2020が1万円台で手に入り、コスパ抜群です。

スタジオのコンデンサーマイク
レコーディングではコンデンサーマイクが繊細な表現を拾います

楽器用マイクの選び方

楽器の録音にもマイクは必須。アコースティックギターの録音にはコンデンサーマイクが適しており、弦の響きやボディの共鳴まで美しくキャプチャーできます。ドラムにはスネアやタムにダイナミックマイク(SHURE SM57など)、オーバーヘッドにコンデンサーマイクという組み合わせが定番。ギターアンプの収音にもSM57が世界的なスタンダードです。一本で万能なマイクはないため、用途を絞って選ぶのが賢い買い方です。

USB接続マイクという選択肢

最近人気なのが、オーディオインターフェース不要で直接パソコンに接続できるUSBマイクです。配信やオンライン会議、簡単な録音に最適で、Blue Yeti や Audio-Technica AT2020USB+などが人気。オーディオインターフェースの知識がなくても高音質で録音できるため、初心者のファーストマイクとしても優秀です。ただし、レイテンシー(遅延)が気になる場合や、本格的なレコーディングをするなら、やはりXLR接続のマイク+オーディオインターフェースの組み合わせが有利です。

マイクを長持ちさせるケア方法

マイクも適切なケアが必要です。使用後はポップガードの汚れを拭き取り、マイクは乾いた布で軽く拭きましょう。コンデンサーマイクは湿気に弱いため、使わない時は防湿庫やシリカゲル入りのケースで保管するのがベスト。ダイナミックマイクは比較的丈夫ですが、落としたり踏んだりすると内部の磁石やコイルが壊れるので丁寧に扱いましょう。

まとめ|用途を明確にしてベストな一本を

マイク選びは用途を明確にすることが最重要。ライブ中心ならダイナミック、録音・配信ならコンデンサー、手軽に始めたいならUSBマイクと、目的に合わせて選びましょう。コアミュージックスクールでは、ボーカルレッスンの中でマイクの使い方や選び方もアドバイスしています。川口でボーカルを学びたい方はぜひ無料体験にお越しください。

奥津ユキ/Okutsu Yuki
奥津ユキ/Okutsu Yuki(Voice Trainer Vo/Cho/Piano/Sax/Flute/DTM 担当)カラオケの点数を上げたい方も大歓迎です。音程・リズム・表現力、それぞれにコツがあるので、ポイントを押さえれば必ず上達します。

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